阪神・渡辺「全然大丈夫」 カメラマン席に転落し頭部打撲 10日再検査で11日以降の出場可否を判断

＜神・西（3）＞3回、奥村の邪飛を追ってカメラ席に飛び込む渡辺（撮影・大森　寛明）

　◇交流戦　阪神3－0西武（2024年6月9日　甲子園）

　阪神の渡辺諒内野手（29）が9日、西武3回戦（甲子園）の3回の一塁守備で、ファウルフライを追ってカメラマン席に転落し、頭部を打って交代した。

　大型ビジョンにその映像が流れ、場内は騒然。担架も用意される中、自力で歩いてダッグアウトに引き揚げると拍手が起きた。

　試合中に兵庫県西宮市内の病院で検査を受け、頭部打撲との診断。試合終了までに球場に戻り、報道陣の取材に「軽く頭を打ったが、（痛みは）全然大丈夫。捕れた打球だった。そこは才木に申し訳なかった」と語った。

　10日に再検査を受け、11日からの出場可否を判断する。