オリ・中嶋監督「俺は行くと思っていたんですけどね。結構刺されました」好投曽谷の降板直訴に苦笑い

＜オ・神＞試合に勝利し、タッチを交わす中嶋監督と頓宮（左、背番44）、曽谷（右手前）（撮影・後藤　大輝）

　◇交流戦　オリックス4－0阪神（2024年6月11日　京セラD）

　6連勝を飾ったオリックス・中嶋監督は、自己最多の12三振を奪うなど6回7安打無失点と好投した先発の曽谷について「本当にゾーンでしっかり攻めてくれた」と称えた。

　1点リードの6回2死満塁でミエセスを見逃し三振に仕留め、雄叫びを上げた左腕。球数が100球に達し、7回からは山田へ継投した。指揮官は「本人が“出し切りました”と。はっ？と思ったんですけど、そういうことでした。俺は行くと思っていたんですけどね。ピッチングコーチに言ったみたいで。結構、刺されました」と苦笑いした。

　5戦連続適時打の西川についても「本当にいい状態に戻ってきていると思いますし、まだまだ打ってもらわないといけないので」と、うなずいた中嶋監督。6連勝にも、「まだまだ借金している身なので、しっかり出し切りたいなと思いますし、自分の持ち味でもある動く球をしっかり投げてくれたら」と12日先発のエスピノーザに期待をかけていた。