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堂安 新戦術“攻撃的3バック”右サイドで決めた!久保とA代表初のホットライン開通

スポニチアネックス / 2024年6月12日 4時32分

<日本・シリア>前半、堂安(中央)はチーム2点目となるゴールを決め、イレブンから祝福される(撮影・椎名 航)

 ◇W杯北中米大会アジア2次予選B組 日本5―0シリア(2024年6月11日 エディオンピースウイング広島)

 日本代表は26年W杯アジア2次予選B組最終戦のシリア戦に5―0で快勝した。広島と縁の深い森保一監督(55)は6日のミャンマー戦に続き、攻撃的な3バックを採用。1―0の前半19分にMF堂安律(25=フライブルク)がMF久保建英(23=Rソシエダード)との連係で2戦連発となる国際Aマッチ10ゴール目を決めるなど輝きを放った。全勝での最終予選進出は前回大会に続き3度目。9月開幕の最終予選の組み合わせ抽選は今月27日に行われる。

 豪快な“一発回答”だった。堂安は「自分の特徴が出しやすいポジションだと前から思っていた。フライブルクでのプレーを意識した」とニヤリ。森保ジャパンでは初の右ウイングバック(WB)起用に応え、9月から始まるアジア最終予選のオプションになり得ることを証明した。

 1点リードの前半19分だった。久保のパスを右サイドで受けるとカットインして豪快なシュート。「ニアに速いシュートを通せれば入るかなという感覚があった。入って良かったです」。詰めてきたDF2人の間を通してニアサイドをブチ抜いた。結婚発表後、ミャンマー戦に続く2戦連発はGK大迫からわずか3本のパスで陥れる高速カウンター。歴代9位の年少記録25歳361日で迎えた国際Aマッチ出場50戦目、同10得点目で初めて「久保→堂安」のホットラインが開通した。

 A代表では右MFとシャドーが主戦場だが、フライブルクでは今季主に右WBで起用され、リーグ30試合7得点4アシスト。「今はWBの方が得点を取りやすい」と口にしていた言葉通り、久保とは流動的にポジションを入れ替えながら右サイドで得点チャンスを何度も演出した。互いの立ち位置がズレているためポジションのかぶりがなく、久保も「僕としては彼に近づき過ぎず、浮いたポジションで受けてターンしようと考えてた。彼が高い位置を取っている時は簡単にパスを出すことを意識した」と連係に手応えを口にした。

 堂安が得点した試合はこれで10戦全勝と神話も継続させた。「勘違いしちゃいけないのが相手がそれほど強い相手じゃないということ。自分たちに言い聞かせないといけない。調子に乗ってるとやられちゃう。その痛さはアジア杯で分かっている。悔しい思いはしたくない」。堂安は口元を引き締めたが、その表情は自信に満ちていた。

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