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森保監督“第2の故郷”広島で全勝&無失点突破決めた!最終予選へ手応えも「別次元の厳しい戦いが…」

スポニチアネックス / 2024年6月12日 4時32分

<日本・シリア>涙を流す森保監督(撮影・西海健太郎)

 ◇W杯北中米大会アジア2次予選B組 日本5―0シリア(2024年6月11日 エディオンピースウイング広島)

 国歌斉唱で感極まって涙を流した森保監督が“凱旋試合”を勝利で飾り、不戦勝を含む6戦を無失点で全勝突破した。この日も前半は今合宿で導入した攻撃的な3バックを採用。鍵を握るウイングバックが躍動するなど効果的な攻撃を繰り出し「よりボールを握りながらいい攻撃を仕掛けるチャレンジをしっかりやってくれた」と最終予選に向けたオプションとして手応えを口にした。

 昨年11月に開幕したW杯2次予選は前回大会に続き2度目の指揮。ドイツ、スペインを撃破して16強入りした22年W杯後は6連勝と波に乗り、勢いのままミャンマー、シリアを5―0で退け、連勝スタートを切った。だがチーム全体に過信があったのか、5度目の頂点を目指した1~2月のアジア杯では相手に徹底研究され、まさかの8強敗退。一転して岐路に立たされた。

 強烈なリーダー不在、ボトムアップ型指導の限界――。さまざまな批判が飛び交う中、3月には吉田前主将、酒井宏らとともにW杯後の招集を見送っていた長友を呼び戻す荒療治。選手を信じる信念もブレなかった。後半からは4バックに変更し、センターバックが本職の4選手をDFラインに並べるなど新たな試みも見せた。結果、三笘、伊東が不在でも別格の強さを見せた。

 広島は選手、監督として約24年間過ごした第二の故郷。全勝での最終予選進出は日本代表にとって3度目。強敵が待ち受ける9月開幕の最終予選ではDF関根やMF藤田らパリ五輪世代の融合も期待される。前回は初戦のオマーンに敗れるなど苦戦しただけに「最終予選は別次元の厳しい戦いになるということを、私自身も肝に銘じて準備しないといけない」と指揮官。6月11日はW杯北中米大会開幕までちょうど2年。米大陸でまだ見ぬ景色(8強)へ、試行錯誤しながら前進する。

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