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タイガース・前田健太は4回1失点で勝ち負けつかず 前回は右脇腹の張りでわずか2球で降板

スポニチアネックス / 2024年6月12日 10時44分

ダルビッシュの投球フォームを参考にした日本人メジャーリーガー。タイガースの前田健太(AP)

 ◇インターリーグ タイガース-ナショナルズ(2024年6月11日 デトロイト)

 タイガースの前田健太投手(36)が11日(日本時間12日)、本拠でのナショナルズ戦に先発。4回1安打4四球5奪三振1失点で降板し、3勝目はならなかった。試合は延長10回、4-5で敗れた。

 立ち上がりから制球に苦しみ、初回先頭打者のエイブラムズにストレートの四球。それでも2番のL・トーマスを遊ゴロ併殺に抑えて切り抜けた。2回は3者凡退だったが、3回に安打と2四球で迎えた2死満塁から3番ウインカーにボールカウント3-2から押し出しの四球を与え、先制を許した。4回は3者凡退ながら球数が77球に達し、この回を終えて交代した。チームが0-3の5回裏に一挙4点を挙げて逆転したため、勝ち負けはつかなかった。

 前田は前回5日(同6日)のレンジャーズ戦に先発も右脇腹の張りを訴え、わずか2球で降板。ただ、大事を取っての降板だったとし、その後はキャッチボールや遠投などで調整を重ね、中5日でマウンドに上がった。

 タイガース移籍初年度の今季はここまで10試合に登板し2勝2敗、防御率6・25。5月中旬にはウイルス性疾患のため約2週間、負傷者リスト(IL)に入っていた。

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