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元嘉風の中村親方「理想がかなった」部屋独立で新たな挑戦の日々「やりがい感じています」

スポニチアネックス / 2024年6月12日 13時4分

部屋の力士らと自撮りする元関脇・嘉風の中村親方(撮影・前川 晋作)

 大相撲の中村部屋が12日、東京都墨田区の新しい部屋で稽古始めを前に神事を執り行った。

 中村親方(元関脇・嘉風)が1日付で二所ノ関部屋から独立。幕内・友風(29)や新十両・嘉陽(24)ら8人の力士らを引き連れ、茨城県阿見町から3日に引っ越してきた。新天地は旧陸奥部屋の建物。大安のこの日に牛嶋神社の宮司を招き、新生・中村部屋の土俵に氏神様を迎える「神棚の清祓い(きよはらい)の儀」が厳かに営まれた。

 師匠の中村親方は「相撲は神事なので、神様を迎えて気持ちが引き締まりました。弟子と一緒に相撲道に邁進していきたいです」と決意を新たにした。晴れて部屋持ち親方となり「めちゃくちゃ忙しいけど、やりがいを感じています。楽しいです」と充実感。トレーニングルームや酸素ボックスなども完備して環境が整い「こういう形で相撲部屋をやりたいという理想がかなった」と気持ちを高めた。

 新師匠の指導方針は「相撲の伝統を残しつつ、今までの相撲部屋とは少し違う自分の形も出していく」という。土俵での稽古を午後にも行う「2部練」や、アメリカンフットボールなど他競技の練習メニューを取り入れるといった革新的な構想も明かした。「ガンガン稽古できるような体の強い力士を育てたい。相撲の技術をたくさん教えたい」。8人の弟子たちとともに、新しい相撲部屋作りに挑戦していくスタートを切った。

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