1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

桂ざこばさん死去 師匠・米朝さんの長男、桂米団治「俺こそ一番の子どもや、の思いがおありになった」

スポニチアネックス / 2024年6月12日 15時16分

4月の会見で同席していた桂ざこばさん(後列右)と桂米団治(同左)

 落語家・桂ざこば(本名・関口弘=せきぐち・ひろむ)さんが12日午前3時14分、喘息のため自宅で亡くなった。76歳。ざこばさんの師匠・桂米朝さんの長男で弟弟子にあたる桂米団治(65)は同日、所属事務所を通じて追悼コメントを寄せた。

 米団治が幼稚園に通いだしたころに入門したのがざこば(当時は朝丸)さん。「本当によく遊んでもらいました。4歳の私を15歳の少年が面倒みるのですから、さぞかし大変だったことでしょう。ボール投げ、缶蹴り、ザリガニ捕りなど、思い出は一杯あります(原文まま)」と懐かしんだ。

 米朝さんは修行中の弟子を自宅に住み込ませていたため、「私は長男でありながら、家には常に“お兄ちゃん”がいました」と回想。中でもざこばさんは「師弟愛が強く、『俺こそ、ちゃあちゃん(米朝さんの愛称)の一番の子どもや』という思いがおありになった」と振り返った。

 米団治が噺家の道へ進んでからも助言をくれた。「私の考え方がおかしいと思われた時は容赦なく叱って下さいました。何事にも一所懸命に振る舞われたお兄さん お兄さんの落語に登場する人物は、どの人も『情』に溢れています。まだまだ追いつけませんが、お兄さんの教えを受け継いでまいります。本当にありがとうございました。合掌」と故人をしのんだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください