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桂ざこばさん死去 長年共演の辛坊治郎氏もショック「物凄い衝撃を受けています」

スポニチアネックス / 2024年6月12日 16時48分

桂ざこばさん

 落語家・桂ざこば=本名・関口弘=さんが喘息のため、12日午前3時14分、自宅で亡くなった。76歳。所属の米朝事務所が公表した。

 ざこばさんの訃報を受け、キャスター辛坊治郎氏(67)がこの日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、追悼した。

 「午後2時くらいに、5分前後くらいの間に…知り合いはほとんどいないんですよ?ほとんどいないんですが、3カ所くらいから“桂ざこばさんが亡くなった”というニュースが次々と届いたんです」と、訃報を知ったいきさつを説明した。

 埼玉出身の辛坊氏は、ざこばさんがまだ桂朝丸を名乗っていた時代からファンだったという。ワイドショーの「ウィークエンダー」のリポーターとして出演していたざこばさんを見て、「左手を猛烈に動かしながら、“こいつ、こんまに悪いやつでしてな!”っていうのが私、大好きで、大ファンで。後に大阪で一緒にお仕事をすることになるとは、子供時代には夢にも思わなかった」と懐かしんだ。

 辛坊氏が長くMCを務めていた読売テレビ「そこまで言って委員会」に、ざこばさんが出演することで、共演関係に。番組では、「優しいというか、毒舌なんだけど、心根の優しい人だなと思った」思い出があるという。

 「こちら司会をしていると、ここでこういうコメントが欲しいというのがあるわけですよ。本人にこれ言っていただくのは申し訳ないけど、こういう方向でしゃべってもらうと盛り上がるよなという時、アイコンタクトを取ると、見事にそっち方向の話をしてくれる」。辛坊氏の空気を察して、コメントをしてくれたという。「本音は違うと思うけど、空気を読んで、“自分の役割だ”と思ったら、その発言を堂々として下さる。司会進行者としては本当にありがたかった」と感謝した。

 後進を育てたざこばさんの功績にも触れた。「売れてない芸人さんより収入はあったと思う。その収入で、大阪に小さな劇場をご自分でお作りになった。若手の皆さんの修業の場というか、表に出る場をプロデュースしたりをやってらした」と称賛した。

 訃報に際し、米朝事務所の滝川裕久社長は「あまりにも突然の事で、ご家族も今は悲しみにくれるばかりです」とコメント。辛坊氏は「ざこばさんは、70代半ばくらいでまさか亡くなるとは夢にも思っていなかったので、物凄い衝撃を受けています」と本音を口にした。

 あらためてざこばさんについて、「落語界、上方落語の大御所。おもしろかったですよ~」と振り返り、「残念です」と結んだ。

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