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藤岡弘、「仮面ライダー」ショッカーより先に立ちはだかった“壁”「それで大問題が…」

スポニチアネックス / 2024年6月12日 19時57分

俳優の藤岡弘、

 俳優の藤岡弘、(78)が12日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)にゲスト出演し、代表作の特撮ヒーロードラマ「仮面ライダー」の裏話を明かした。

 1971年にスタートした「仮面ライダー」で、藤岡は本郷猛役で主演。秘密結社ショッカーに改造人間にされてしまうが、脱出して仮面ライダーとして悪と戦う。正義のために身を呈して戦う姿は、世の少年少女たちの憧れとなった。

 しかし、藤岡がこの役を演じる上で、大きな壁が立ちはだかっていたという。松竹ニューフェイスとして入社し、松竹専属だった藤岡だが、仮面ライダーの制作は東映だった。「五社協定がいろいろあったんですけど…」。専属俳優は他社の作品に出られないことが映画大手5社による「五社協定」で決められており、藤岡はこれに抵触することで問題になった。

 「所属の俳優、大スターですね。絶対に他社には出られないという申し合わせがあって。私もその中に入っていたんですよ。松竹から離れて、他社に出るというのは至難の業で。そこを私は突破しちゃったんですよ。それで大問題が起きたんです」

 問題解決へのいきさつも語った。「東映の心ある方が、松竹に掛け合って、幹部密談をやって、私をもらい受けてくれた。それで『仮面ライダー』に出演できたという裏話がね」。結果、「仮面ライダー」は最高視聴率30%を超える大ヒットを記録し、藤岡にとってもアクション俳優としての看板作品になった。

 「ナイツ」塙宣之は、「どうしても『仮面ライダー』には藤岡弘、を使いたいということだったんですね」と、東映側の熱意に感服。藤岡は「自分がアクション的なものをやりたかったんでね。自分の可能性を見つけたかったんで」と話しつつ、「私が持っているスキルというのに興味があったんじゃないですか?大型自動二輪免許を持っていましたし、武道も既に何段も持ってましたし」と、東映側の思惑も推測した。

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