1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

藤岡弘、仮面ライダー時代に九死に一生の大事故「二度と思い出したくない、過酷なリハビリ」

スポニチアネックス / 2024年6月12日 20時32分

俳優の藤岡弘、

 俳優の藤岡弘、(78)が12日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)にゲスト出演し、代表作の特撮ヒーロードラマ「仮面ライダー」の撮影秘話を語った。

 1971年にスタートした「仮面ライダー」で、藤岡は本郷猛役で主演。秘密結社ショッカーに改造人間にされてしまうが、脱出して仮面ライダーとして悪と戦う。正義のために身を呈して戦う姿は、世の少年少女たちの憧れとなった。

 大型自動二輪の免許を持ち、武道の心得があった藤岡は、「スタントは全部やってました。仮面の中にも入って、二輪もやりながら、格闘もやりながら、全部やりました。1号ライダーは全部やりました」と、ノースタントだったことを告白。「ナイツ」の2人を驚かせた。塙宣之から「ショッカーもやっていたんですか?」とジョークまじりに問われると、「はっはっはっは!やってみたかったですけどね」と答えていた。

 体を張った命懸けの撮影の中で、大ケガにも見舞われた。バイクに乗る撮影中に事故に遭い、左大腿骨の複雑骨折など、複数箇所を骨折した。「当時、大腿骨複雑骨折というのは非常に微妙な、下手すると不自由になってしまう可能性もある、(完治が)完全保証されないわけです。その時にあまりにもひどい、再起不能といわれる大事故だったので、大腿骨だけじゃなくて、他もだいぶ骨折、ひび入ってましたから」。大事故にも九死に一生を得たのは、武道の経験だったという。「武道をやっていたから、柔道の受け身を取って、頭を守っていた。首の骨を折ってないでしょう?だから助かった」と振り返った。

 再起のため、大手術にも挑んだという。大腿部の肉を開き、大腿骨の骨髄に腰から鉄の棒を入れ、中に通してジョイントでつなぐというものだった。「バラバラになった骨は割れています。それが筋肉に付いているのを全部、ピンセットで取って、縫合して、そこを針金で巻いちゃうんですよ。切ってますから、そこをまた縫い合わせて、あとは待つという」。切った部分の筋肉は使い物にならず、「残った筋肉だけ、そこを鍛えて戻すという。その部分だけでもって、歩けるようにするということは、リハビリが大変だった」と説明した。

 病院でのリハビリは夜、みんなが寝静まってから行っていた。「二度と思い出したくないくらいな、過酷なリハビリ」だったという。復帰できるか分からない、先の見えない道のりだったが、「それをやらないと、スタッフの皆さんに迷惑をかけているし、私のことを非常に支援してくれているプロデューサーの皆さんのことを思うとね、自分はやらないと、復帰しないと皆さんに申し訳ないと、その思いで頑張れたんですね」と、決死の思いで再起を目指したことを明かしていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください