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新潟が辛勝 北九州をPK戦の末に下して3回戦進出 後半45分に4―3とリードするも追いつかれヒヤリ

スポニチアネックス / 2024年6月12日 22時22分

<新潟・北九州>PK戦を制し喜ぶ選手たち(撮影・渡辺直美)

 ◇天皇杯 第104回全日本サッカー選手権大会 2回戦 新潟4―4PK3―1北九州(2024年6月12日 デンカビッグスワンスタジアム)

 新潟がJ3の北九州を辛くも下した。松橋監督は「次につながった部分はうれしく思っている。ただ、ごらんの通りで、コンディションもあると思うが、細かい部分の修正は常に怠らずやっていかないといけない」と振り返った。

 試合の入りは良かった。ボールを支配し、前半14分にはFW谷口のクロスをFW小見が右足で合わせて先制。しかし、その後はパスを回して敵陣深くに入りはするものの、フィニッシュまで至らず、徐々にペースダウン。同37分、42分と連続で失点した。ただ、前半終了間際にDF藤原のスルーパスに抜け出した谷口が冷静に決めて2―2で折り返した。

 後半はDF早川、MF奥村、FW長倉の3枚を一気に投入。8分に左サイドを突破したMFゴメスのアシストでMF奥村が決めて勝ち越し。再び同点とされても同45分にMF松田が得たPKを鈴木が決め、再び勝ち越した。

 それでもこの日は守備面でもろさが出た。試合終了間際に4失点目を喫して延長戦に突入。互いに譲らず試合はPK戦までもつれ込んだが、GK阿部が2本目と4本目を止めるなど奮闘。新潟は秋山、鈴木、堀米がしっかりと決め、3―1で勝利した。

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