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阪神 2戦連続オリックスに零敗で岡田監督嘆き節「何もない。昨日よりない」連日の貧打「ずっとやん」

スポニチアネックス / 2024年6月13日 5時17分

<オ・神>7回2死、近本の一塁上の判定を巡ってリクエストを行使する阪神・岡田監督(撮影・北條 貴史)

 ◇交流戦 阪神0ー4オリックス(2024年6月12日 京セラD)

 阪神は12日のオリックス戦(京セラドーム)で2戦連続、今季8度目の零敗を喫し、交流戦の勝率5割以下が確定した。相手先発のエスピノーザに6回1死まで完全投球を許す貧打線に、岡田彰布監督(66)は「何もない。昨日よりない」と嘆いた。関西ダービーの2年連続負け越しが決まり、貯金は1に減った。

 お手上げだ。2戦連続零敗をした岡田監督は開口一番、「何もないで。昨日より(話すことが)ないわ」と嘆いた。

 エスピノーザの球を3月24日のオープン戦で見たとはいえ、その時はわずか3イニングの登板。実質初対戦で、150キロ台のツーシームと140キロ台後半のカットボールで組み立てるハイレベルな投球に凡打の山を築かされた。6回1死から木浪が中前打を放つまで走者を一人も出せなかった。

 唯一のチャンスは、4点を追う7回。2死から近本の内野安打を足がかりにして糸原の右前打、渡辺の四球で満塁のチャンスをつくった。この時点で115球。3回に坂本が粘って16球を放らせるなど、早打ちを避けて球数をかけさせたことが功を奏し、難敵をマウンドから引きずり降ろした。しかし、佐藤輝が代わった富山のワンバウンドするスライダーに空振り三振し、反撃ムードが幕を閉じた。3連勝した前カードの西武戦で浮上の兆しを見せた打線が、再び、元気をなくした。

 「(打てないのは)ずっとやん。そんなん、今日の試合だけちゃうやんか。それだけのことやん。ないない。何も言うことないわ。もう、見ての通りよ」

 嘆きは、攻撃陣だけにとどまらない。先に失点を重ねた大竹―坂本にも向けられた。前日3安打を許した紅林に、この日も適時打2本を含む3安打されたことへの苦言だった。

 「狙い打ちされてるなあ。読まれとるよな。昨日のミーティングと(この日の)試合前に言うてんのにな。それをやらへんから、同じバッターばっかりに打たれるよ」

 2戦連続零敗は、巨人と対戦した開幕1、2戦目以来の今季2度目で、オリックス相手には前身の阪急時代を含めて球団初の屈辱になった。交流戦の勝率5割以下も確定し、貯金1。再び虎の尻に火が付いた。(倉世古 洋平)

 ○…阪神は今季8度目の零敗。2試合連続は今季3月29、30日の巨人戦で開幕から2試合連続で喫して以来。オリックス戦では、前身球団阪急との1リーグ時代(36~49年)の対戦を含めて初めて。

 ○…オリックス戦は2年連続の負け越しが決定。前年の日本シリーズ対戦球団の交流戦でのリターンマッチで、シリーズ優勝チームが負け越すのは、17年の日本ハム(対広島)以来以来7年ぶり。3連戦1カード制になった15年以降で2チーム目。

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