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ソフトバンク ダブルショック…今季最多9失点 不動の5番・近藤11試合連続安打も右手負傷で検査へ

スポニチアネックス / 2024年6月13日 5時2分

<ソ・ヤ>4回2死満塁、鈴木の適時打に飛び込むも、及ばず転倒したソフトバンク・近藤

 ◇交流戦 ソフトバンク3ー9ヤクルト(2024年6月12日 みずほペイペイD)

 ソフトバンクの近藤健介外野手(30)が12日のヤクルト戦で途中交代した。1―1の4回2死満塁、左翼への飛球に飛び込み、右手を痛めた。2回には11試合連続安打を放つなど、柳田悠岐外野手(35)が長期離脱して以降、打線の中核を担う「不動の5番」だけに状態が心配される。チームは今季最多9失点。2005年の球団買収以来最速の27試合で観客動員100万人に到達した試合を白星で飾れず、みずほペイペイドームでの連勝は11で止まった。

 4回、みずほペイペイドームがざわついた。「5番・左翼」でスタメン出場していた近藤がアクシデントに見舞われた。

 1―1と同点に追いつかれ、なおも2死満塁のピンチ。ヤクルト・鈴木のライナー性の当たりに対して勢いよくチャージをかけてダイビングキャッチを試みた。しかし、惜しくも捕球できず。顔面を打ち付けて、えび反りのような形になり1回転した。目の前にあったボールを懸命に手で払って遊撃・今宮に渡したが、これが2点適時打となり勝ち越しを許した。

 しばらくその場にうずくまった。あわてて駆け寄ったトレーナーに状況を説明し出場は続行。直後の攻撃では打席にも立ったが、無死一塁から併殺打に倒れ、次の回の守備には就かなかった。

 小久保監督は「右手です」と説明した。右手を巻き込んだようになり痛めたという。試合中から右手に力が入りにくい症状があったため、試合を終えてからエックス線検査を受け、13日にもMRI検査を受ける。

 指揮官は「いろいろ検査結果を見てからです。今後、響いてもらっては一番困る選手なので。明日、来てからになりますね。本人は“いけます”と言ってたけど、スイングがあまり良くなかったのですぐに代えました」と心配そうに話した。

 ここまで全試合に出場し、打率・346、8本塁打、33打点をマーク。この日も2回に山野からチーム初安打となる右前打を放ち、5月31日の広島戦から11試合連続安打としていた。主砲・柳田が右脚を痛めて長期離脱を余儀なくされている中で、頼れる背番号3の状態は気がかりなところだ。

 山野に今季初勝利を献上し、本拠地の連勝が11でストップ。2位・日本ハムに7ゲーム差をつけて首位を快走しているとはいえ、近藤の状態は大きな懸案になってしまった。(木下 大一)

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