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【プロボクシング】バンタム級の堤聖也が7・7両国で世界前哨戦「自分が納得できる試合を」

スポニチアネックス / 2024年6月13日 16時35分

7・7両国での試合が決まった堤聖也

 プロボクシングのWBA世界バンタム級2位の堤聖也(28=角海老宝石)が7月7日に東京・両国国技館でウィーラワット・ヌーレ(22=タイ)との10回戦(56・0キロ契約)を行うことが13日、発表された。この試合はWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)とIBF世界同級王者フェルナンド・マルチネス(アルゼンチン)による2団体王座統一戦のセミファイナルで組まれた。

 堤にとっては、昨年12月26日の穴口一輝戦以来、約7カ月ぶりの実戦。世界挑戦を見据えて練習を続けていたが、大きな試合会場での経験を積むことに加え「憧れの選手(井岡一翔)と同じリングで闘える」(堤)という理由もあって約1週間前のオファーを受けた。この日、都内のジムで会見し「井岡さんは高校生のときにすでに世界戦をやっていた。同じ日、同じリングで戦えることは光栄です」と喜びを爆発。世界前哨戦の意味合いも強く「どんな相手にもそうだが負けられない。対戦相手が世界ランカーでもはないが、形としては前哨戦。自分が納得できる試合ができたら」と決意を示した。

 バンタム級の世界王座挑戦を見据え、3月からはオーストラリアで武居由樹戦を控えた前WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニーのスパーリングパートナーを務めた。また5月下旬から今月10日までは米国でWBC世界バンタム級王者の中谷潤人らとスパーリングを経験。多くの猛者と拳を交え「適格性や強さ、足らないものも感じた」と多くの収穫を得た様子だ。

 バンタム級はWBAが井上拓真、WBCが中谷潤人、IBFが西田凌佑、WBOが武居由樹とベルトを日本人で占めている。WBA2位など各団体でランク入りしている堤は高校総体で敗れている井上拓真への挑戦を公言していたが、この日改めて「4人のなかでやりたいのは井上拓真。プロ入りしたときは既に先を走っていたけど、タイミングが良くなって意識をするようになった」とリベンジを宣言。七夕決戦に向けては「自分が納得する試合ができれば、お客さんも喜ぶと思う」と内容にもこだわりを見せた。

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