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ミセス大森元貴が謝罪 新曲「コロンブス」MVの経緯を説明 当初から懸念も…「差別的意図は全く無い」

スポニチアネックス / 2024年6月13日 16時57分

「Mrs. GREEN APPLE」大森元貴

 ロックバンド「Mrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」は13日、前日12日にリリースしたばかりの新曲「コロンブス」のMV(ミュージックビデオ)の内容について「理解に欠ける表現があった」として公開停止を発表。その後、ボーカル・大森元貴(27)が制作に関する経緯を公開し、「ご指摘を真摯に受け止め猛省しております」と謝罪した。

 「コロンブス」は、ボーカル・大森元貴が大航海時代の探検家クリストファー・コロンブスに、若井滉斗がナポレオンに、藤澤涼架がベートーヴェンに扮し、「もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら?」「道中で500万年以上もの時を越えて出くわした類人猿たちとのホーム・パーティー」という、想像の物語を描いた。「コカ・コーラ」Coke STUDIOキャンペーンソングに起用されていた。

 MVの中では、猿の着ぐるみを着た出演者にピアノを教えるなど“文明を学ばせる”ようなシーンが描かれた。また、猿の着ぐるみを着た出演者に人力車を引かせる様子も描かれ、物議を醸した。

 これらの声を受け、レコード会社「ユニバーサル ミュージック合同会社」は「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました。当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、公開停止を発表した。

 その後、ボーカル・大森が公式サイトを通じ「Mrs. GREEN APPLE 『コロンブス』ミュージックビデオについて」のメッセージを発表。「『コロンブス』のMusic Videoを制作するにあたり、『年代別の歴史上の人物』『類人猿』『ホームパーティー』『楽しげなMV』という主なキーワードを、初期構想として提案しました」と、経緯を説明した。

 類人猿が登場することに関しては「差別的な表現に見えてしまう恐れがあるという懸念を当初から感じておりましたが、類人猿を人に見立てたなどの意図は全く無く、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージをしておりました」と説明。

 「しかしながら、意図とは異なる伝わり方もするかもしれないと思い、スタッフと確認し合い、事前に特殊メイクのニュアンス、衣装、演じ方のフォロー、監修をしていたつもりではおりましたが、そもそもの大きな題材として不快な思いをされた方に深くお詫び申し上げます」と、考慮した上での配信だったが、不快感を与えたとして謝罪した。

 「決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでしたが、上記のキーワードが意図と異なる形で線で繋がった時に何を連想させるのか、あらゆる可能性を指摘して別軸の案まで至らなかった我々の配慮不足が何よりの原因です」と猛省。

 「『コロンブスの卵』というキーワードから制作に取り掛かり、前向きにワクワクできる映像にしたいという気持ちが、リスクへの配慮をあやふやにし、影響を及ぼしてしまったと認識しております」とし、「こちらの意図する物語の展開としては、歴史的時間軸は存在せず、類人猿も人の祖先として描きたかった。そして時間の垣根を越えてホームパーティーをする。これはあり得ない話であり、あくまでフィクションとしての映像作品であると。ただ、ある事象を、歴史を彷彿とさせてしまうMVであったというご指摘を真摯に受け止め猛省しております。この度は本当に申し訳ございませんでした」と重ねて謝罪し、「以後このようなことが無いよう、細心の注意を払い、表現することに対して誠実に、精進してまいりたいと存じます」と呼びかけた。

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