コロッケ “ご本人の妹”の歌手から直々に注意を受けた過去 なぜかあまり怒る人がいない大物

コロッケ

　お笑いタレントのコロッケ（64）が13日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）に出演。自身がものまねをする大物歌手の妹から注意を受けた過去を明かす場面があった。

　20歳でデビューして来年で芸能生活45年。ものまねのネタは1000個あるそうで、司会の黒柳徹子が「ものまねなさる時には相手の方の許可は取って？」と確認すると、「いえ、許可を取りに行って、ダメだって言われたら一生できないので。ですから、（許可は）取らないで」とコロッケ。「ご本人と会わない努力を（している）。ずっと逃げています」と笑った。

　そんな中、コロッケの定番ものまねの1つ。岩崎宏美の「シンデレラ・ハネムーン」について「ご本人に言われたんですけど、『シンデレラ・ハネムーン』を歌った時に、お客様が笑い始めたらしいんです。たぶん私のやっている岩崎宏美さんとダブったんだと思うんですけど、岩崎さんは普通に歌ってらっしゃるんですけど、お客様は私を思い出してしまったのではないか」と苦笑した。

　岩崎から「もう歌いたくない。歌ってて笑われたの初めてなの。それでもうコロッケにあげる！」と言われてしまったそうで「いただいてもちゃんと歌ってないじゃないですか。頭ちょっと歌って、走り抜けて終わるだけですから。“とんでもないです！”って」と困惑したことを明かし、「そこから一時、何年か歌ってらっしゃらなかったんですけど、あるときにコンサートでコロッケの話をして、そこから歌ったら、お客さんが笑った後だったので、ちゃんと聞いていただけるのが分かって、それからは歌われてます。良かった」と安どした。

　それでも「お会いするのが心苦しいというか、仲良くさせていただいているんですが、会話が弾む前に僕はそこからいなくなるように（している）」とぶっちゃけた。

　「岩崎良美さんに前に言われましたから“お姉ちゃん、そんな顔がじゃないから！”って。“わかってます、すみません”って」とコロッケ。「たぶん耐えかねて。私がちょうどテレビ局の受付のところにいたら、向こうから良美さんが速足で来られて、私の顔をじっと見て“お姉ちゃんねぇ、あんな顔してないから”って」と笑った。

　「それ言うと、いろいろな方に、ファンの方にも怒られてますから」と告白。「長渕（剛）さんのものまねをしたら、ファンの方から真剣に怒られたんです。ただ、武田鉄矢さんのものまねに関しては怒る人はあんまりいらっしゃらない」と明かした。