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【バレー】日本女子 五輪切符お預け…勝てば“当確”もカナダに逆転負け アジア最上位から転落

スポニチアネックス / 2024年6月13日 21時36分

<日本・カナダ>カナダに敗れた日本の選手ら(撮影・平嶋 理子)

 ◇ネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会 日本2-3カナダ(2024年6月13日 ネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会)

 バレーボールのネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会が行われ、世界ランク6位の日本は同10位のカナダと対戦。2-3(25-23、25-22、20-25、21-25、14-16)で逆転負けを喫し、6大会連続五輪出場を決められなかった。

 世界ランクは6位から7位に後退し、アジア・オセアニア最上位を中国に奪われた。今大会の通算成績は7勝3敗。

 第1セット、荒木、石川、岩崎、山口、古賀、林が先発。3-2からカナダのブロックなどで4連続失点とリードを許す展開。カナダのパワーあるサーブに苦しめながらも、荒木のBクイックや古賀のスパイクなどで徐々に点数差を詰め、石川の強烈なスパイクで10-10に追いついた。22-22から宮部のBクイック、林のスパイクでセットポイントを握ると、最後も林が難しいトスを相手コートに押し込み、25-23で先取した。

 第2セット、第1セットで途中出場した宮部がスタートからコートに立った。序盤は宮部のBクイック、ブロックで主導権を握った。しかし、4連続失点などで11-11と追いつかれた。13-14から古賀のスパイクや宮部のブロックなど4連続ポイントで再びリード。最後まで競り合いが続いたが、途中から入った井上の連続ポイントで得点を重ね、25-22で2セットを連取した。

 第3セットは井上がそのままスタートメンバーに名を連ねた。最大4点差をつけられたが、林のスパイクや山田のブロード攻撃などが決まり、古賀のバックアタックで16-16の同点に追いついた。しかし、19-19から5連続ポイントを許し、20-25でこのセットを落とした。

 第4セットも一進一退の攻防。8-9からブロックなどを決められ5連続失点。2枚替えなどで流れを変えようとしたが中盤の失点が響き、21-25で落とし、セットカウント2-2に追いつかれた。

 最終第5セットは先に連続得点でリードも、あっさりとカナダに追いつかれた。古賀のスパイクでデュースに持ち込んだが、最後はサービスエースを決められた。真鍋監督が「カナダは一番勢いがある。高さ、パワー、スピードと厳しい試合になると思っている」と警戒していた通り、高さとパワーに屈し、まさかの逆転負けを喫した。

 ▽パリ五輪への道 出場枠は12。開催国フランス、昨年の五輪予選を勝ち抜いたトルコ、ブラジル、ポーランド、米国、セルビア、ドミニカ共和国の計7カ国が決定済み。残り5枠は17日付の世界ランクで決まる(すでに世界ランク4位のイタリアが出場権獲得)。ただし、出場権決定国のいない大陸(アジア・オセアニア、アフリカ)の最上位が優先。日本は(1)アジア・オセアニア最上位(2)出場決定国とアジア・オセアニア、アフリカ最上位を除く上位3カ国以内で出場権を得る。

 現在、日本と出場権ボーダーラインのカナダとのポイント差は48・08。日本が勝利した場合、3-0勝利で7・31点、3-1勝利で4・81点、3-2勝利で2・31点の加算され、15日のセルビア戦、16日の米国戦で敗れても、ポイントで上回られず、(2)での出場権獲得が決定的となっていたが、カナダ戦では五輪出場を決められなかった。

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