フジ クドカン脚本、小池栄子＆仲野太賀主演ドラマ新キャスト発表 柄本明、生瀬勝久、岡部たかしら

「新宿野戦病院」に出演が発表された11人（C）フジテレビ

　フジテレビは14日、女優・小池栄子（43）と俳優・仲野太賀（31）がダブル主演し、宮藤官九郎氏（53）が脚本を手掛ける7月期連続ドラマ「新宿野戦病院」（水曜後10・00）の新キャストを発表した。

　新たに発表されたのは、平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅（ドランクドラゴン）、中井千聖、石川萌香、萩原護、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久、柄本明の11人。

　宮藤氏が2001年の「ロケット・ボーイ」以来23年ぶりに同局ドラマを手掛け、初の医療ドラマ脚本となる。同作は東京・新宿歌舞伎町の小さな病院「聖まごころ病院」が舞台。小池演じる米国籍の元軍医と仲野演じる拝金主義の美容皮膚科医を中心に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会を描く。

　「聖まごころ病院」3代目医院長役に柄本。その弟を生瀬が演じる。兄を窮地に追い込む狡猾な不動産コンサルタントという役どころだ。また、医院長の娘を平岩紙が演じる。

　NHK連続テレビ小説「虎に翼」でヒロインの父役を好演した岡部は“パパ活”をもくろむ落ちぶれた小児科医役。さらに、看護師長役を塚地、小池の実母役を余、病院を影で支える有能な“お局”役を高畑と、実力派がズラリと並ぶ豪華な出演陣となった。

　柄本は局を通じて「クドー脚本は、キソーテンガイ・ヘンゲンジザイ・ジュウオウムジン・タイカノカイシンです。只今、よってたかって関係者一同、関係者以外立ち入り禁止で頑張っています」とコメント。生瀬も「初顔合わせがあったときはこれだけのメンバーが揃ってるっていう期待感・ワクワク感ですよね！脚本の額面通りをやろうとは思っておらず、台詞（せりふ）から導き出されるものを演じていきたいなと思っております」と意気込み。

　また岡部は「一致団結してすでにファミリーのようでもあります。この雰囲気を大事にしてまごころ込めて演じたいと思います」とコメントした。

　放送は7月3日にスタートし、毎週水曜午後10時から。初回は15分拡大で放送される。