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広島・矢野の“読み”的中 「真っすぐが浮いていたので、変化球狙い」チェンジアップを中前へ先制V撃

スポニチアネックス / 2024年6月14日 5時2分

<西・広>4回、適時打を放つ矢野 (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇交流戦 広島5-0西武(2024年6月13日 ベルーナD)

 0―0で迎えた4回2死満塁。どうしても得点がほしい場面で、広島・矢野雅哉(25)のバットが期待に応えた。フルカウントからの6球目を中前2点打。「真っすぐが浮いていたので、全部、変化球狙いでいきました」。狙いは的中。相手先発ボーが投じたチェンジアップを捉え、チームに待望の先制点をもたらした。

 「自分が打席でどうするか、いかに打つかしか考えていなかったです」

 回の先頭・末包の二塁内野安打を皮切りに松山の四球、田中の三塁バント安打で無死満塁の好機を築いた。だが坂倉が空振り三振、佐藤が一ゴロに倒れ、たちまち2死…。この機会を逃せば逆に、相手に流れが行きかねない状況だった。重圧のかかる打席。だが、打席内の矢野に余念はなかった。球団通算1万試合目を白星で飾る決勝打は、まさに値千金の一撃。同時に「その気持ちは、もちろんありました」。初回、自らが犯した失策を取り返す一打でもあった。

 試合後の新井監督からも「あそこの2点タイムリー、あそこは大きかった。追い込まれながらも、よく打ったと思います。素晴らしい」と賛辞を受け取った25歳の若鯉。7回にも右前打を放ち、今季9度目のマルチもマークした。「しっかり考えて打席には入れているかな」。好調のチームとともに、日進月歩の成長を続ける。

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