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三浦瑠麗氏 ミセス新曲の公開停止に長文で独自見解「発した表現が自分の思うように解釈されず…」

スポニチアネックス / 2024年6月14日 10時1分

三浦瑠麗氏

 国際政治学者の三浦瑠麗氏(43)が14日、自身のX(旧ツイッター)を更新。3人組ロックバンド「Mrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」の新曲「コロンブス」のMV(ミュージックビデオ)の内容に「理解に欠ける表現があった」として公開停止となった問題に言及した。

 三浦氏は「発した表現が自分の思うように解釈されず、炎上した場合にさっと全撤回する慣わしはやめた方がよいとつくづく思っている」と指摘。「Mrs. Green AppleのMVの炎上のきっかけは、一般視聴者はコロンブスという名前だけじゃわからんだろうと思ったのか、『偉人』に扮したと浅く解釈してテロップに出したテレビ局の番組スタッフのせいだったと思う。この演出を見て、コロンブスの負の側面を知らんだろうとか、そこまでクリエイターをバカ推定しないだろう、ちょっと前までだったら。まず知らなかったら猿の着ぐるみ持ってこない」とし、「Mrs.側のあの『配慮が足りなかった』というお詫びは、テレビ局などにこういう意図のMVですよと解説を親切に付してPRしなかったのが悪かった、という意味のはずだ。物議を醸すだろうことはわかっていたと思う」と推察。

 そのうえで「ただ、もっと時間をかけて論評が行われ、自分たちの意図に辿り着いてくれる解釈が交わされることを望んでいたんだろう。ところが、今の文化界隈はテレビの浅い解釈を見て、これはいかん!撤回しろ!となってしまった。それぞれが解釈を競う議論というものが行われずキャンセルされるこの風潮」と持論を展開。「歌詞を見ると、人間が犯す過ちの醜さとか、文明の進化は単線的に続いていくんだという近代西洋由来の世界観への疑いだったりとか、地球人の運命が暗転する可能性の示唆とか、そう解釈できる部分もあるわけで(”文明の進化も 歴代の大逆転も 地底の果てで聞こえる コロンブスの高揚”)、ベタに解釈するならこの歌は今後人類が戦争で地球上の文明をすべて崩壊させる懸念でしょ。そして現代に生きる自分自身も免責されないという感覚。そんな地球上のちっぽけな自分が、何をどうしようもできない中で歌ってるんだという自己認識だったんだとわたしは解釈しましたけどね。それでも広告主的にはやめてくれ、というのはありうるんだろうけど」と自身の考えを記した。

 ここで、本紙の「ミセス大森元貴が謝罪 新曲『コロンブス』MVの経緯を説明 当初から懸念も…『差別的意図は全く無い』」と題した記事を引用し、「と書いたところでこの詳細説明を読んだ。もう少し言葉を磨いたコメントを出した方が良かったと思う。『偉人』という言葉を使ったのがもしも制作側だとすると、MVは批評性の高いものと見做されず、誤解される。しかし映像や音楽は言葉を中心とした職業じゃないからなあ」と自身の見解をつづった。

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