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宝塚歌劇団 親会社の株主総会の冒頭で謝罪と説明7分 株主からは厳しい質問も

スポニチアネックス / 2024年6月14日 11時5分

宝塚大劇場

 宙組所属の娘役が急死したことで揺れた宝塚歌劇団の親会社、阪急阪神ホールディングスの株主総会が14日、大阪市内で行われた。

 同社角和夫代表取締役会長が、宙組生徒の逝去に触れ「2度とこういうことを発生させないよう全力で取り組んで参ります」とした発声で始まった。

 続いて嶋田泰夫社長は防止策等について説明。「新しい宝塚歌劇団に生まれ変わった姿をお見せできるよう」などとし「この度は誠に申し訳ございませでした」と深々と陳謝。冒頭7分を使って歌劇団に関する謝罪と説明に費やした。

 開会の午前10時の時点で1731人の株主が出席。株主からの質問では昨年も、一部週刊誌で報じられた宝塚のハラスメントについて質問したという女性が再び質問に立った。「1年たってまた同じ質問をすることを遺憾に思っています。世間と御社のハラスメントの認識の違いが引き起こしたのではないか」などと発言。「(当該)宙組プロデューサーや宙組当事者が出てこないのは不自然」とズバリ指摘し「隠蔽体質自体が企業として姿勢としていかがなものか」などと指摘した。

 しかし、これに対し大塚順一取締役が「宙組の生徒にはきちんとヒアリングをし、責務に対しまして対応しております。何卒ご理解のほどを」と答えるにとどまった。

 宙組については昨年9月30日、劇団員の娘役が急死。遺族がその原因を「パワハラ」「いじめ」と訴えたが、当初劇団側はいじめ等を認めず「長時間労働が負荷となった可能性」などとしていた。しかし今年3月28日、遺族側の訴えをほぼ認める形で合意書を締結。 死去した翌日から公演中止を続けていた宙組は体制を変えず6月20日、兵庫・宝塚大劇場で開幕するレビューで約9カ月ぶりに公演を再開させることになっている。

 同株主総会は例年、傘下のプロ野球・阪神タイガースに関するユニークな質問が飛ぶことで知られる。

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