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ドジャース・パヘス 大谷翔平の元同僚から反撃の一発 前日にコーチの制止振り切り本塁憤死の走塁ミス

スポニチアネックス / 2024年6月14日 13時7分

7回にソロ本塁打を放ち、T・ヘルナンデス(右)から祝福されるドジャース・パヘス(AP)

 ◇インターリーグ ドジャース―レンジャーズ(2024年6月13日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が13日(日本時間14日)、本拠でのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場した。エンゼルス時代に同僚だったマイケル・ロレンゼン投手(32)の前に3打数無安打と沈黙すると、2点を追う8回1死一、三塁の好機ではデービッド・ロバートソン投手(39)に3球三振に打ち取られるなど、4打数無安打。5試合ぶりに無安打に終わり、打率は.306に下がった。チームも昨季ワールドシリーズ王者に1―3で敗れて2連敗を喫し、1勝2敗で2カードぶりのカード負け越しとなった。

 この日のドジャースは当初先発予定だった山本由伸の登板日が変更となり、ブルペンデー。初回に先発したグローブが2点を失う苦しい立ち上がりとなった。レンジャーズの先発はメジャー通算43勝を挙げ、大谷とエンゼルス時代に同僚だった右腕ロレンゼン。打席に入る際は右腕にあいさつをして打席に入った。初回1死走者なしの場面で、大谷は1ボールからの外角低めに沈むチェンジアップを引っかけさせられて二ゴロに倒れた。

 大谷は第2打席は左飛、第3打席は二ゴロに倒れるなど、ドジャース打線が攻略の糸口を見いだせずに6回まで散発3安打で無得点と苦戦していた。

 好投を続けていた相手先発ロレンゼンから新人のパヘスが3点を追う7回に反撃の一発を放った。1死走者なしからロレンゼンのスライダーを捉えた当たりは左翼性へ飛び込む7号ソロ。前日は三塁コーチの制止を振り切って本塁突入して憤死し、1点差で敗れていただけに前日の走塁ミスを取り返した。

 しかし、1―3とした8回1死一、三塁で第4打席を迎えた。しかし、2番手右腕ロバートソンに対し、あっさり2球で追い込まれると、最後はワンバウンドするナックルカーブにバットを止められずに空振り三振。9回も2死二塁と好機をつくったが、代打スミスが空振り三振に倒れた。

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