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ド軍指揮官 一発出れば逆転の8回 MVPトリオが3者三振「悔しい。大谷はゾーンを下に広げてしまった」

スポニチアネックス / 2024年6月14日 14時47分

8回1死一、三塁の好機で空振り三振に打ち取られるドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)

 ◇インターリーグ ドジャース1―3レンジャーズ(2024年6月13日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が13日(日本時間14日)、本拠でのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場した。エンゼルス時代に同僚だったマイケル・ロレンゼン投手(32)の前に3打数無安打と沈黙すると、2点を追う8回1死一、三塁の好機ではデービッド・ロバートソン投手(39)に3球三振に打ち取られるなど、4打数無安打。5試合ぶりに無安打に終わり、打率は.306に下がった。チームも昨季ワールドシリーズ王者に1―3で敗れて2連敗を喫し、1勝2敗で2カードぶりのカード負け越しとなった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は2点を追う8回無死一、三塁の場面でムーキー・ベッツ、大谷翔平、フレディ・フリーマンが3者三振に倒れた場面について「ロバートソンは必要な時に必要な投球をし(昨日と)同じ3人(ベッツ、大谷、フリーマン)を三振に仕留めた。悔しい。我々は明日勝つ方法を見つけなけれないけない」とコメント。通算176セーブの実績を誇る39歳のベテラン右腕との対戦について「大谷はゾーンを下に広げてしまった。フレディー(フリーマン)は競い合い、いい打席だったと思う。ムーキーへの初球カーブはベストピッチだった。この3人を打ち取り、しかも連夜というのはあまりないことだ。今年はそれが見られなかった。だから彼を褒めるしかない」と脱帽していた。

 大谷は試合後、8回の好機で空振り三振に倒れたことについて「データ通りのピッチングで特別変わったことはしてないと思いますけど、僕の打席でのアプローチがかみ合ってないのかなと思います。コーナーのピッチングが基本的に多いので、それがストライクになっているかどうかでだいぶ違う。今日の打席で言えばコーナーの投球がストライクになっているケースが多かった」と振り返った。

 また、好機でいい当たりがでないことには「基本的には変わらない。ランナーがいない方が基本的には甘い球が来るものなので、統計を取ればその通りになりますけど、いい当たりじゃなかったとしても今日の一、三塁では外野フライでも1点入りますし、それで(一塁走者も)二塁に行って2死でも十分同点になるシチュエーションであるので、そういうバッティングができればヒットじゃなくてもいいのかなと思います」と話した。

 この日のドジャースは当初先発予定だった山本由伸の登板日が変更となり、ブルペンデー。初回に先発したグローブが2点を失う苦しい立ち上がりとなった。レンジャーズの先発はメジャー通算43勝を挙げ、大谷とエンゼルス時代に同僚だった右腕ロレンゼン。初回1死走者なしの場面で、大谷は1ボールからの外角低めに沈むチェンジアップを引っかけさせられて二ゴロに倒れた。

 第2打席は0―3とリードを広げられた3回2死一塁の場面。2死走者なしから1番ベッツが右前打を放ったが、大谷はカウント2―2からのシンカーをはじき返したが、左翼正面で左飛に終わった。3点を追う6回1死走者なしでも1ボールからカットボールを打ち損じて二ゴロに倒れた。

 7回にパヘスのソロ本塁打が飛び出し、1―3とした8回1死一、三塁で第4打席を迎えた。しかし、2番手右腕ロバートソンに対し、あっさり2球で追い込まれると、最後はワンバウンドするナックルカーブにバットを止められずに空振り三振。続く3番フリーマンも空振り三振に倒れ、ベッツを含めて3者連続三振で好機を逸した。9回も2死二塁と好機をつくったが、代打スミスが空振り三振に倒れた。

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