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【陸上】久保凜が近畿総体予選会女子1500mで優勝「勝ちきることができたのは良かった」

スポニチアネックス / 2024年6月14日 15時39分

高校総体近畿地区予選会の女子1500メートルで優勝した久保凜(右)

 ◇陸上・全国高校総体近畿地区予選会第2日(2024年6月14日 ヤンマースタジアム長居)

 陸上女子中距離の成長株・久保凜(東大阪大敬愛2年)が女子1500メートルを4分19秒11で優勝した。「目標は4分17秒台だったので納得はしていません。でも、勝ちきることができたのは良かった」と笑顔を見せた。

 久保は15日から始まる800メートルに照準を合わせている。800メートルでは5月12日に木南記念を2分5秒11で制して日本グランプリシリーズ3連勝中。4月の金栗記念では田中希実(24=ニューバランス)に競り勝ち、3日の静岡国際では2分3秒57のU―18日本記録を出した得意種目だ。

 「1500メートルは800メートルの一環の位置づけです。1500のタイムが上がれば800にもいい影響がある。金栗記念で初めてシニアの選手と走って勝ったことが自信になっています。明日からの800では高校記録(2分2秒57)更新を目指します」と力強く話した。

 ◇久保 凜(くぼ・りん)2008年1月20日、和歌山・串本町生まれの16歳。小学校はサッカー選手。中学から本格的に陸上を始め、東大阪大敬愛高1年で全国高校総体800メートルを制した。サッカー経験者の父・建二郎さんはサッカー日本代表MFの久保建英の父の弟で、凜と建英はいとこ同士。

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