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林家木久扇 大御所落語家に「気に入られたきっかけ」明かす 前座時代に楽屋で…その後「笑点」抜てきへ

スポニチアネックス / 2024年6月14日 17時9分

林家木久扇

 落語家の林家木久扇(86)が13日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。落語家の立川談志さん(11年死去)との思い出を明かした。

 大人気番組「笑点」の初代司会者だった談志さんの話題となると、木久扇は「気に入られたきっかけっていうのがね、ずっと私前座の頃。昭和36年、37年の頃ね。夏、上野の鈴本(演芸場)の楽屋で働いていたんですよ」と切り出した。

 すると当時は柳家小ゑんだった談志さんが飛び込んできたといい、「いや暑い暑い、たまらねえなあ。こんな暑い日に高座でも汗流さなくちゃいけねえのか。降りたら風呂に行かなきゃなんねえのか」とつぶやいたとした。

 自身は前座で働いていたが「やっぱり汗かくもんですから、一式タオルと石けんとカミソリとそれ持ってたんですよ」と木久扇。すると談志さんが高座から降りて来たため、「兄さん、これ使ってください」と風呂の用意一式を差し出したという。

 すると談志さんは「これ、おめえのか」と一言。木久扇が「はい、あたくしもお風呂よく行くもんですから」と続けると、談志さんは「おめえ、すげえな。おめえ、売れるぞ」と言ってくれたとした。

 「それからね、なんだかんだ楽屋のお茶出しもね、高座返しの時も真ん中にね座布団置くとか、全部指名されて。僕になったんですね」と回顧した。

 その後は「笑点」がスタートすると、「若手大喜利っていうのに、二ツ目になったら入れてくださって」と木久扇。「(柳家)小三治さん(21年死去)なんかも一緒に出てました。そしたらまあ、(談志さんが)参議院議員に立候補しましたから、(『笑点』の司会を)降りました。で、若手大喜利の中からって言うんで、あたくしを後押ししてくださってレギュラーにしてくれたんです。だからあたくしは(司会が)前田武彦さんの時になったんです」と振り返った。

 年齢は談志さんは木久扇の2学年上だったが「でも入門が早かったから。大先輩なんです」と語った。

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