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Mrs. GREEN APPLE 騒動から一夜明け「Mステ」生出演 一礼の後、笑顔で登場

スポニチアネックス / 2024年6月14日 20時17分

Mrs. GREEN APPLE

 新曲のミュージックビデオ(MV)をめぐる表現が問題視された3人組ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」が14日、テレビ朝日系「ミュージックステーション2時間SP」(後8・00)に生出演した。

 オープニングでは3人で登場して一礼。笑顔で階段を降りた。新曲の披露を取りやめ、急きょ変更した「青と夏」について、司会のタモリから「今日は新曲と『青と夏』をやってくれるんですね」と聞かれ、ボーカルの大森元貴が「『青と夏』はMステで歌わせていただくのは6年ぶりのとなるので、心を込めて歌いたいと思います」と答えた。

 所属レーベルは13日、前日12日にリリースされた新曲「コロンブス」のMV映像の中で、「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていた」と謝罪し、当該MVの公開を停止した。コロンブスのような歴史上の人物に扮したメンバー3人が、南の島を訪れて類人猿に音楽などを教えるという内容。類人猿が引く人力車にメンバーが乗る描写もあったため、公開直後から「植民地主義と奴隷制を肯定している」「人種差別をエンタメとして楽しんでいる」などの批判が、インターネット上で相次いでいた。

 大森は13日、公式サイトで演出の経緯を説明。類人猿が登場することに関しては「差別的な表現に見えてしまう恐れがあるという懸念を当初から感じておりましたが、類人猿を人に見立てたなどの意図は全く無く、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージをしておりました」とした。一方で「しかしながら、意図とは異なる伝わり方もするかもしれないと思い、スタッフと確認し合い、事前に特殊メイクのニュアンス、衣装、演じ方のフォロー、監修をしていたつもりではおりましたが、そもそもの大きな題材として不快な思いをされた方に深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 問題を受けて、同曲をキャンペーンに起用していた日本コカ・コーラは13日、すべての広告素材の放送、放映を停止した。MVの内容については「事前に把握をしておりません」と説明し、「コカ・コーラ社はいかなる差別も容認しておりません。今回の事態を遺憾に受け止めております」とコメントした。

 番組側も対応に追われた。当初は同曲と「Dear」を披露する予定だったが、13日に「Mrs.GREEN APPLEが歌唱を予定しておりました楽曲のラインナップが、所属事務所の申し出により、一部変更となりました。急遽の変更が発生してしまったことをお詫び申し上げます」と伝えた。放送当日のこの日も、番組公式X(旧ツイッター)で、「Dear」「青と夏」を披露することが発表され、直前まで調整が続いた。

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