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桂ざこばさん 葬儀・告別式は師匠の米朝と同じ斎場で、しめやかに営まれる

スポニチアネックス / 2024年6月14日 20時28分

桂ざこばさん

 ぜんそくのため12日に76歳で亡くなった上方落語界の重鎮、桂ざこば(かつら・ざこば、本名関口弘=せきぐち・ひろむ)さんの葬儀・告別式が14日、大阪府吹田市の公益社千里会館で家族葬として営まれた。

 師匠の故桂米朝さんが9年前の15年に亡くなった時と同じ斎場を、家族の意向で選んだ。妻と長女、次女でタレントの関口まい(41)ら親族に、同じ米朝事務所の桂南光(72)と米朝さんの長男の桂米団治(65)、兄弟弟子の桂千朝(68)、妻同士が姉妹で義兄弟にあたる桂雀々(63)、弟子・孫弟子らざこば一門11人を加えた約40人が参列した。

 遺影は、実家に隣接する場所に2008年オープンさせた定席・動楽亭のチラシに使われている笑顔のもの。棺の中でざこばさんは、愛用していた黒と茶色のタテジマの着物に茶色の羽織をまとい、愛用の扇子と手ぬぐいも一緒に収められた。出棺前、ざこばさんのそばに参列者が花を敷き詰める際には、高座に上がる際に使っていた出囃子「御船(ぎょせん)」が流された。最後のさいさつに立ったのは筆頭弟子の桂塩鯛(69)。「(弟子入りしてから)50年近く、いろんなことがありましたなあ」と懐かしい出来事を振り返りながら師匠に別れを告げた。

 戒名は清導院楽心弘徳居士(せいどういんぎょうしんこうとくこじ)。米朝事務所の滝川裕久社長によると、「清」は桂米朝さんの本名・中川清から、「楽」は動楽亭から、「弘」は自分の本名からそれぞれ一字をとって付けたという。遺骨を納めるお墓については「本人も家族も予期していなかったことだったので、まったく決まっていない」(滝川氏)とした。

 後日、お別れ会が開かれる予定(日程など詳細は未定)。

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