滝川二高・鳥居さくらが逆転初V!“大先輩”古江から刺激「世界で活躍するゴルファーになりたい」

日本女子アマを制し優勝トロフィーを手に笑顔を見せる鳥居さくら

　◇ゴルフ日本女子アマチュア選手権最終日（2024年6月14日　千葉県我孫子GC（6679ヤード、パー72））

　ゴルフの日本女子アマチュア選手権は14日に最終ラウンドが行われ、2打差2位から出た鳥居さくら（17＝兵庫・滝川二高3年）が5バーディー、2ボギーの69をマークし、通算14アンダーで逆転して初優勝を飾った。通算9アンダーの2位に新地真美夏（16＝共立女二高2年）、通算8アンダーの3位に松永七海（20＝日大3年）が続いた。

　17歳の鳥居は2位に5打差をつける圧勝でアマNo・1の称号を手にし、「うれしいの一言です」と笑みを浮かべた。1Wで約260ヤードの飛距離に加え、ドローとフェードを打ち分けられるアイアンショットが武器。出場選手でただ一人、4日間60台を並べる安定感が光った。今年1月には兵庫・滝川二高の先輩、古江彩佳と回る機会を得たという。「オーラが凄かった。私も世界で活躍するゴルファーになりたいです」。まずはその第一歩として、今秋のプロテスト一発合格を目指す。