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巨人・坂本 初のDH弾!阿部監督ハッパ「連敗止めて、すすきのにみんなで飲みに!」に一発回答

スポニチアネックス / 2024年6月15日 5時32分

<日・巨>2回、坂本は先制ソロを放ちナインと喜び合う (撮影・西川祐介)

 ◇交流戦 巨人7-2日本ハム(2024年6月14日 エスコンF)

 巨人・坂本勇人内野手(35)が14日、日本ハム戦の2回2死から決勝打となる先制の左越え4号ソロを放った。4月25日の中日戦(東京ドーム)以来50日ぶりの一発は、DH、エスコンフィールドでの初本塁打。今季初の7番で出場したベテランが7得点の口火を切り、連敗を6で止める勝利に導いた。

 重苦しい空気を一変させたのは、坂本だった。2回2死。山崎の甘く浮いたチェンジアップを完璧に捉えた。左翼席への先制4号ソロ。チームが公式戦初見参となったエスコンのダイヤモンドを回りながら、両手で「Y」の形をつくるワイワイポーズでベンチを盛り上げた。

 「最高の形で先制点を取ることができて良かった。勝てて良かった」

 チームのエスコン初安打でもあったベテランの一発から、9安打7得点と打線が活性化。坂本にとっては4月25日の中日戦以来50日ぶりの本塁打だった。6月は試合前まで打率・192と振るわなかった。阿部監督が「今日ちょっとだけアドバイスをしたんだけれど、すぐに結果を出せる」と詳細こそ明かさなかったが、助言を生かし結果につなげた。

 7番・DHでの出場はいずれも今季初。6連敗の状況で迎えた一戦に首脳陣は今季初めて、投手コーチも交えて先発オーダーを決めた。「相手が嫌かもしれない打順でいってみよう」と阿部監督。2番だったヘルナンデスを3番とし、3番から6番とした吉川と並べた下位打線で、ベテランが打線に火を付けた。DHでは初、北海道では10年以来14年ぶりでエスコンでは初めての本塁打だった。

 6連敗を喫し、チームは仙台から空路で移動して臨んだ一戦。試合前には、球団スタッフがベンチ前に塩をまいて清め、阿部監督も現状打破に必死だった。試合前のミーティングでは「初心を忘れず、自己犠牲だったりをもう一回みんなで改めて徹底してやろう」とナインを鼓舞。さらに「みんなで連敗を止めて、今日はすすきのにみんなで飲みにいっちゃおう!」と努めて明るく振る舞った。

 負ければ4位転落の危機を回避。勝率も5割に戻した。逆境からチームを救った坂本は「ここからまた、まずは勝ち越しできるように明日から頑張ります」と再スタートを誓った。 (青森 正宣)

《新庄監督からお土産に「感謝」》

 阿部監督が日本ハム・新庄監督の粋な計らいに感謝した。エスコンに到着すると、監督室に新庄監督からお土産が届いていたと明かした。メンバー表交換の際には言葉を交わし「粋なお土産をいただいたので“ありがとうございます”とお礼だけしました」と感謝。笑顔でハイタッチも交わした。

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