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「ちびまる子ファミリー」涙のメッセージ TARAKOさん「ありがとうの会」キャラクターコメント全文

スポニチアネックス / 2024年6月15日 14時2分

<TARAちゃんありがとうの会>会場や祭壇はさTARAKOさんをイメージした“オレンジ”で飾られた

 3月4日に63歳で亡くなった声優TARAKOさんのお別れの会「TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~」が15日、東京・有明のTFT HALLで営まれた。

 TARAKOさんはフジテレビの人気アニメ「ちびまる子ちゃん」で、1990年1月7日の初回放送から35年にわたり、主人公・まる子の声を担当。実は当初、まる子役は別の声優に決まっていたが、2018年に亡くなった原作者さくらももこさんが、自分の分身であるまる子のイメージと違うと再度オーディションを行い、自身の声に似ているTARAKOさんを選んだ。それ以来、独特の声でまる子を演じ続け「TARAKO=まる子」のイメージで国民的な人気者だった。

 2004年から2012年まで「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマに使用された楽曲「アララの呪文」に「爆チュー問題」として参加していたお笑いコンビ「爆笑問題」、「爆笑問題」所属の事務所「タイタン」社長の太田光代氏、日本テレビの天気予報キャラクター「そらジロー」の“相棒”気象予報士・木原実氏らが出席した。

 父・さくらひろし役の屋良有作、祖父・さくら友蔵役の島田敏、初代ナレーターのキートン山田氏、祖母・さくらこたけ役の佐々木優子、姉・さくらさきこ役の豊嶋真千子ら“ちびまる子ちゃんファミリー”が同作オープニングテーマ曲「おどるポンポコリン」を披露。TARAKOさんへの感謝の気持ちを歌声に乗せた。

 その後、報道陣の囲み取材に応じ、アフレコ時のTARAKOさんとの思い出を振り返った。豊嶋は声を詰まらせながら「2代目で不安もあったが、TARAKOさんの温かい雰囲気に包まれて、のびのびとできた。アフレコを楽しんでやっている人と姉妹として過ごす時間が、かけがえのない素敵な時間だったなと思っています」と涙した。

 囲みの最後はそれぞれのキャラクターの声で一言ずつまる子へメッセージを伝え、TARAKOさんとの別れの悲しみを噛みしめた。

 TARAKOさんは事務所の公式サイトなどによると、今年に入ってから病気を患い、闘病しながら仕事を続けていたと明らかにされている。

▼キャラクター まる子へのコメント全文

お父さん「お~いまる子。TARAちゃんたくさんたくさんありがとな。また会いたいな~」

友蔵「まる子や。え~まる子そっちいくのかい。まる子待っておくれよ~」

おばあちゃん「まる子や、私もねもうすぐそっちに行くからね。あっためといておくれ。また飲もうね。孫と飲んじゃダメかね。またね」

おねえちゃん「まる子大好きだよ」

 

ナレーション「まる子はいつも友蔵の年金を充てにしているのである。なんでそんなに早くいったのか。順番が違うだろ。友蔵が先である。後半へ続く」

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