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TARAKOさん「ありがとうの会」芸能関係者800人しのぶ 演じたキャラクターが祭壇を囲み笑顔の遺影

スポニチアネックス / 2024年6月15日 14時16分

<TARAちゃんありがとうの会>2021年に撮影されたTARAKOさんの遺影

 3月4日に亡くなった声優のTARAKOさんのお別れの会に当たる「TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~」が15日、東京・有明のTFT HALLで営まれた。

 TARAKOさんはフジテレビの人気アニメ「ちびまる子ちゃん」で、1990年1月7日の初回放送から35年にわたり、主人公・まる子の声を担当。実は当初、まる子役は別の声優に決まっていたが、2018年に亡くなった原作者さくらももこさんが、自分の分身であるまる子のイメージと違うと再度オーディションを行い、自身の声に似ているTARAKOさんを選んだ。それ以来、独特の声でまる子を演じ続け「TARAKO=まる子」のイメージで国民的な人気者だった。

 放送開始から同作ナレーターを31年間務め、2021年に声優を引退したキートン山田氏(78)、舞台などで親交の深かったお天気キャスター木原実氏(63)が弔辞を述べたほか、「ちびまる子ちゃん」声優陣が「おどるポンポコリン」を歌唱し感謝を伝えた。

また、2004年から2012年まで「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマに使用された楽曲「アララの呪文」に「爆チュー問題」として参加していたお笑いコンビ「爆笑問題」、「爆笑問題」所属の事務所「タイタン」社長の太田光代氏ら約800人の芸能関係者が出席した。

 「ちびまる子ちゃん」の美術監督を務める野村可南子さんが祭壇デザインを考案。花畑の中で楽しくギターを奏でるTARAKOさんを囲み、TARAKOさんの演じたキャラクターたちが音楽を楽しんでいる世界を表現。テーマカラーはTARAKOさんの元気で明るいイメージを表すオレンジ色にし、献花のお花もオレンジ色のカーネーションを採用。背景は澄み切った明るい青空で、花畑が浮き立つようにした。遺影は可愛らしく円形に、フラワーリースで包み、まる子ちゃんと同じピンクのリボンをあしらった。遺影の傍にはTARAKOさん愛用の黄色いギターが供えられた。

 祭壇の中のキャラクターは、まる子(ちびまる子ちゃん)、みかん(みかん絵日記)、タルるートくん(まじかる☆タルるートくん、フランケンロボくん(それいけ!アンパンマン)、そらジロー(日本テレビの天気予報のマスコットキャラクター)。約5000本の花で飾られた。

 遺影は、2021年8月の群馬交響楽団夏休みコンサートの際、楽屋で撮影した1枚。明るい雰囲気の中、「もう本番が始まる!」と楽しく撮影していたという。

 “まる子声優ファミリー”が、オープニングテーマ曲「おどるポンポコリン」を披露。参列者らのすすり泣くような声も聞かれたが、明るくTARAKOさんとの別れを惜しんだ。

 事務所の公式サイトなどによると、今年に入ってから病気を患い、闘病しながら仕事を続けていたと明らかにされている。

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