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「アンチヒーロー」怪演が話題を呼び続けた野村萬斎「憧れの日曜劇場に初参加…生き生きとした現場でした」

スポニチアネックス / 2024年6月16日 8時3分

撮了し花束を手にする伊達原泰輔役の野村萬斎(C)TBS

 俳優・長谷川博己(47)主演のTBS系日曜劇場「アンチヒーロー」(日曜後9・00)は16日、いよいよ最終回を迎える。注目の放送を目前にキャスト陣が次々とオールアップ。チーム・アンチヒーローのキャスト・スタッフが一丸となって走り抜けた5カ月をキャストそれぞれが振り返り、思いを語った。

 怪演が話題を呼び続けた東京地方検察庁の検事正・伊達原泰輔を演じた野村萬斎(58)は「憧れの日曜劇場に初参加でございました。法廷シーンは大変でしたけども、自由に楽しませていただきました。いろいろとアイディアを受け入れていただいて、また素敵なアイディアをいただいたりと、キャスト・スタッフ一丸となって作り上げていて、生き生きとした現場でした」と濃密な5カ間を回想。「脚本の緻密さとスタッフさんの細かい凝り方がこの作品を作っていて、だからこそ今、視聴者に受け入れられて、好調と言われているのかなと思います。ぶっちぎりのドラマだったと言われること間違いないと思います」と本作の役柄同様にピンと背筋を伸ばした。

 長谷川が「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹を演じ「正義の反対は、本当に悪なのだろうか…?」を視聴者に問いかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく本作。毎話放送後はXでトレンド入りし「TVer」と「TBS FREE」の総再生回数はすでに2000万回超え。Netflixでは、日本における週間TOP10(シリーズ)の常連になるなど話題を呼んできた。

 オールアップを迎えた赤峰柊斗役の北村匠海は「長谷川さんと堀田(真由)さんの3人の時間は、赤峰を演じる僕にとってとても楽しい時間でした。改めて芝居が楽しいと思える現場でしたし、ここからまた頑張ろうと思うことができました」とコメント。紫ノ宮飛鳥を演じた堀田は「紫ノ宮は信念が強くて完璧な人物だと思っていたので、私自身もパーフェクトじゃないといけないと思うと、心臓の音がマイクに乗ってしまうのではと思うぐらい毎シーンドキドキして撮影していました」と撮影を回想した。

 そして、キャスト陣の中で最後のオールアップとなった主人公・明墨役の長谷川は「寂しい!まだ終わってほしくない!」と素直な気持ちを吐露し、「毎話放送を観ると、作品と明墨に凄く愛情を感じて、“スタッフに育ててもらっているんだ、だからこそ、頑張ろう!”と、相乗効果で素晴らしい作品ができていることを実感しました」とかみ締め、約5カ月に渡る撮影を終えた。

 司法の世界をかつてない視点で描いていく本作。“アンチ”な弁護士は正義か悪か!?新たなヒーローがあなたの常識を覆す逆転パラドックスエンターテインメント!ついに完結する最終回で全ての真相が解明される。死刑囚の無罪は証明されるのか!?そして、それぞれの未来へ――。最終回は、今夜16日午後9時から25分拡大SPとして放送される。

 <最終回あらすじ>Last episode -正義-。明墨を証拠隠滅罪に問う裁判が始まる。担当検事は伊達原(野村萬斎)。法廷で因縁の対決が繰り広げられる。12年前の事件、志水(緒形直人)の冤罪は証明されるのか…。正義とは何か?アンチヒーローの結末は?全ての真相が明かされる!!

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