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巨人・岡本和、9回V弾!62打席ぶり一発で2位浮上導いた「うれしかった。明日も打てるように」

スポニチアネックス / 2024年6月16日 5時32分

<日・巨>9回、2ランの岡本和(右)はヘルナンデスとハイタッチ(撮影・西川祐介)

 ◇交流戦 巨人2-0日本ハム(2024年6月15日 エスコンF)

 久々の快音に、バスへの足取りも軽やかだった。自身のことよりも勝利を最優先するのが巨人の主砲・岡本和。多くは語らずも「うれしかった。明日も打てるように」と何より勝利を喜んだ。

 0―0の9回無死一塁。14試合、62打席ぶりとなる待望の一発が飛び出した。「抜けてくれるかなと思った。ホームランになって良かった」と振り返ったが、振り抜いた瞬間、スキップするように一塁へ走り出した。左中間席に弾む決勝の11号2ラン。3カードぶりの勝ち越しと2位浮上に導く一打に、脱帽して一礼して出迎えた阿部監督は「チームにとっても大きいし、非常にナイスバッティングだった」と称えた。

 不動の4番は今季、打てなくても、勝てなくても努めて明るく振る舞う。敗戦後の帰宅前に報道陣にクイズを出して和ませるなど、ピリピリした雰囲気を出さない。だが、本音は違う。9連打など歴史的猛攻で大勝した4日のロッテ戦は、自身も4安打と大暴れ。ただ、その翌日は「ほんまに打てて良かった。あそこで打てなかったら勝ってたか分からん」と3回の決勝打の場面だけを振り返った。ホッとした表情は、普段は悔しさを押し殺している証拠だった。

 現状打破へ何でも試した。不調の期間にはポール間走や、ロングティー、素手でのティー打撃を取り入れるなど試行錯誤。この日のフリー打撃では「目の前にあったから使っただけ」と語ったが、普段は使わない白木のバットや、打撃ケージ内の右側のネットに打球が何度も当たるほど右打ちを徹底した。

 「続けてやっていけるように頑張りたい」と岡本和。目覚めた主砲はここからはじける。(小野寺 大)

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