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早大・吉納翼 全4得点叩き出し9年ぶりVに王手 青学大との決戦に「任せてください」

スポニチアネックス / 2024年6月16日 4時33分

<早大・東日本国際大>6回、3ランを放った早大・吉納(撮影・藤山 由理)

 ◇第73回全日本大学野球選手権準決勝 早大4-3東日本国際大(2024年6月15日 神宮)

 準決勝2試合が行われ、青学大と早大が決勝に進んだ。青学大は今秋ドラフト候補で主将の佐々木泰内野手(4年)が決勝3ランを含む4安打6打点の活躍で天理大に8回コールド勝ち。早大は同じくドラフト候補の吉納翼外野手(4年)が全4得点を叩き出し、延長10回タイブレークの末に東日本国際大に勝利した。きょう16日の決勝は青学大が11年の東洋大以来となる2連覇を目指し、早大は9年ぶりの頂点を狙う。

 今大会2度目のタイブレークをものにして、早大が決勝までたどり着いた。「全国のチームが選手権を獲りにきている。厳しい試合になるのは当然」と小宮山悟監督は試合を振り返り「こういう経験が選手を成長させるね」と目元を緩ませた。

 2点を追う6回、無死一塁の場面で相手投手が今大会3勝している藤井に交代した。その後、1死一、二塁となり打席には3番吉納。「真ん中やや外よりを狙っていたら、それより甘くきた」と右翼席へ逆転3ランを叩き込んだ。タイブレークにもつれた延長10回にも、1死満塁から決勝となる勝ち越し左犠飛を放って、チームの全4打点を挙げた。

 先発の伊藤は疲れから3失点したが、香西、安田とつないだ。全国1勝となった1年生の安田は「生きた心地はしなかったけど、リーグ戦の経験が生きました」と汗を拭った。9年ぶり6度目の優勝に向け「任せてください。ここまで来たら気持ちです」と殊勲の吉納は右拳で胸を叩きながら、チーム全員の思いを代弁した。 (落合 紳哉)

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