【欧州選手権】クロアチア黒星発進…38歳モドリッチは落胆「時に想像通りにならないのがフットボール」

＜欧州選手権　スペイン・クロアチア＞前半3失点し、肩を落とすクロアチア代表MFモドリッチ（ロイター）

　◇欧州選手権1次リーグB組　クロアチア0―3スペイン（2024年6月16日　ベルリン）

　サッカーの24年欧州選手権ドイツ大会は15日、6大会連続7回目の出場となるクロアチアがスペインに0―3と敗れ黒星発進。主将のMFルカ・モドリッチ（38＝Rマドリード）は先発出場するも得点に絡めないまま後半20分に途中交代。試合後は悔しさをにじませた。

　モドリッチは試合後、クロアチア国営放送のインタビューに応じ「今日は何も私たちの思い通りに行かなかった日の1つで、特に前半は難しかった。我々にはエネルギーと積極性が足りず、彼らにあまりにも簡単に3ゴールを与えてしまった」と前半での3失点を反省。続けて「後半はかなり良くなったように見えましたが、ボールはゴールには入らなかった。スペインにとっては当然の勝利だったでしょう」と相手を称えた。

　試合を振り返り「前半45分間、僕らは本物ではなかったが、それがフットボールだ。時には想像通りにならないこともありますが、私たちは必ず良くなり、状況を有利に変えることができるはずです」と気持ちを切り替え。

　1次リーグでのアルバニア、イタリアとの対戦に向け「この負け方は予想していませんでした。しかし、次の試合では必ず成功すると確信してます。次は勝ち点3が絶対に必要なので」と意気込みを語った。