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関東高校相撲大会 埼玉栄の斎藤忠剛が個人戦無差別級で初優勝!父は甲山親方、兄は幕下・若碇

スポニチアネックス / 2024年6月16日 7時33分

個人戦無差別級で優勝した埼玉栄の斎藤忠剛(右)と父の甲山親方(元幕内・大碇)

 第72回関東高等学校相撲大会が15日、栃木県宇都宮市の栃木県総合運動公園相撲場で開幕し、大会1日目のこの日は個人戦5階級(70キロ未満、80キロ未満、100キロ未満、100キロ以上、無差別)と団体予選1~2回戦が行われた。

 80キロ未満級は、昨年の世界ジュニア選手権銅メダリストの大倉義経(埼玉栄3年)が圧倒的な強さで2連覇を達成。100キロ未満級は、相撲5兄弟の次男としてもおなじみの横山響(東京・足立新田3年)が実力を示して勝ち進み、1年時に75キロ未満級を制して以来階級を上げて2年ぶりの優勝を果たした。

 100キロ以上級は、全国高校金沢大会準優勝の実績を持つ鮫島輝(埼玉栄3年)が初優勝。昨年の中学横綱で元大関・琴光喜の長男の田宮愛喜(埼玉栄1年)と決勝で対戦し、立ち合いすぐに左へ動いて上手出し投げで送り出した。

 無差別級は、昨年の国体3位の実績を持つ斎藤忠剛(埼玉栄3年)が初優勝を果たした。決勝は、自身よりも身長で13センチ、体重で37キロ大きな189センチ152キロの体格を誇るモンゴル出身・ドゥルグーン(神奈川・旭丘3年)と対戦。昨年の世界ジュニア選手権団体戦準決勝でも対戦して勝っていた相手に対し、もろ差しからの速い攻めで快勝した。

 2年前には2学年上の兄・成剛(現幕下・若碇)が同階級で優勝しており、兄弟制覇となった。会場へ応援に駆けつけた父の甲山親方(元幕内・大碇)は「一つ優勝してほしいと思っていた。これまで全国で3位に何回かなっているけど、優勝は関東でも初めて。本人も優勝を狙っていたと思うし、うれしいでしょう」と喜びを代弁。圧倒的な強さを見せた相撲内容についても「攻めていたし落ち着いていたし、今までで一番良い相撲だった」と絶賛した。

 ▽70キロ未満級 準決勝

大石悠生(群馬・樹徳2年) 小手投げ 沼田日向(埼玉栄2年)

野地陽良(神奈川・旭丘1年) 寄り倒し 沼田航輝(東京・成城1年)

 ▽決勝

大石悠生 突き落とし 野地陽良

 ▽80キロ未満級 準決勝

今井望夢(茨城・東洋大牛久1年) 上手投げ 佐々木真篤(千葉・拓大紅陵3年)

大倉義経(埼玉栄3年) 渡し込み 長縄凱晴(東京・足立新田3年)

 ▽決勝

大倉義経 下手投げ 今井望夢

 ▽100キロ未満級 準決勝

横山響(東京・足立新田3年) 寄り切り 大澤健吾(東京・足立新田2年)

太田力月(神奈川・向の岡工業1年) 送りつり落とし 高橋秀友(千葉・流山南3年)

 ▽決勝

横山響 上手出し投げ 太田力月

 ▽100キロ以上級 準決勝

鮫島輝(埼玉栄3年) 突き落とし 佐川勇斗(栃木・黒羽3年)

田宮愛喜(埼玉栄1年) 寄り切り バトボルド(神奈川・旭丘2年)

 ▽決勝

鮫島輝 上手出し投げ 田宮愛喜

 ▽無差別級 準決勝

斎藤忠剛(埼玉栄3年) 押し出し 高原契斗(神奈川・旭丘3年)

ドゥルグーン(神奈川・旭丘3年) すくい投げ 甲斐田龍馬(東京・足立新田2年)

 ▽決勝

斎藤忠剛 寄り切り ドゥルグーン

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