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ドジャース山本由伸、2回無失点も上腕三頭筋の張りで緊急降板 106球のヤンキース戦から中7日で先発

スポニチアネックス / 2024年6月16日 10時19分

<ドジャース―ロイヤルズ>2回を投げ終えた山本由伸(撮影・光山 貴大)

 ◇インターリーグ ドジャース - ロイヤルズ(2024年6月15日 ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手(25)が15日(日本時間16日)、本拠でのロイヤルズ戦に先発。2回を投げ終えた時点で交代し、今季7勝目はお預けとなった。球団は公式Xで、上腕三頭筋の張りで交代したと発表した。デーブ・ロバーツ監督は試合後、取材陣に対。山本が「明日ドクターの診察を受ける」とし、負傷者リスト(IL)入りについては「高い可能性がある」と明かした。

 初回は三ゴロ、左飛のあとに四球を与えたが、4番・ベラスケスを三ゴロに抑えるまずまずの滑り出し。2回も2死から内野安打を許したものの、8番・ブランコから空振り三振を奪っていた。マウンドを下りるとベンチとブルペンの動きがあわただしくなり、28球しか投げていない時点での緊急降板となった。

 前回は7日(同8日)のヤンキース戦に登板。プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が観戦する中、強力打線を相手に7回2安打無失点と好投した。勝敗はつかなかったものの、メジャー移籍後最速となる98.4マイル(約158.3キロ)をマーク。メジャー自身最多の106球を投じた。

 当初は、来場者に自身の首振り人形(ボブルヘッド)が配布された13日(同14日)のレンジャーズ戦に先発予定だったが、中7日でこの日の登板に変更された。疲労も考慮されたもようで、デーブ・ロバーツ監督は16日(同17日)登板予定のタイラー・グラスノー投手とともに、「余分に時間を与えた」と説明していた。

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