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山本由伸2回緊急降板 ドジャースは上腕三頭筋の張りと発表 106球ヤンキース戦翌日から予兆?

スポニチアネックス / 2024年6月16日 10時53分

<ドジャース―ロイヤルズ>2回を投げ終えた山本由伸(撮影・光山 貴大)

 ◇インターリーグ ドジャース - ロイヤルズ(2024年6月15日 ロサンゼルス)

 ドジャースは15日(日本時間16日)、球団の公式Xで、山本由伸投手(25)が上腕三頭筋の張りで交代したと発表した。山本はこの日、本拠でのロイヤルズ戦に先発。2回、28球を投げ終えた時点で交代していた。山本は1回5失点だった3月21日の開幕パドレス戦に次ぎ、メジャーでは2番目に短いイニングでの降板となった。

 初回は三ゴロ、左飛のあとに四球を与えたが、4番・ベラスケスを三ゴロに抑えた。2回も2死から内野安打を許したものの、8番・ブランコから空振り三振を奪っていた。

 前回は7日(同8日)のヤンキース戦に登板。メジャー自身最多の106球を投じ、7回2安打無失点と好投した。しかし、翌日のキャッチボールの際には右手を上げてブラブラさせる動きが目立ち、張りがあるように見受けられた。ヤンキース戦ではメジャー移籍後最速となる98.4マイル(約158.3キロ)をマークしたが、この日は95.9マイル(約154.3キロ)。平均球速も94.1マイル(151.4キロ)で、ヤンキース戦の97マイル(約156キロ)、今年平均の95.5マイル(約153.6キロ)よりも遅かった。

 当初は、来場者に自身の首振り人形(ボブルヘッド)が配布された13日(同14日)のレンジャーズ戦に先発予定だったが、中7日でこの日の登板に変更された。疲労も考慮されたもようで、デーブ・ロバーツ監督は「エキストラデー(余分に休養)を与える。彼は大丈夫だ」と話していた。

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