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大谷翔平 山本由伸が緊急降板の試合は無安打で投手陣援護できず 救援陣が大量失点で逆転負け

スポニチアネックス / 2024年6月16日 12時45分

5回、一ゴロに倒れてベンチ内で悔しがるドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)

 ◇インターリーグ ドジャース2―7ロイヤルズ(2024年6月15日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が15日(日本時間16日)、本拠でのロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。今季ア・リーグトップタイ9勝を挙げ、昨年は3打数無安打に抑えられたセス・ルーゴ投手(34)からこの試合も無安打に打ち取られるなど、3打数無安打1四球で2試合ぶりに無安打に終わった。打率は.305に低下した。山本由伸投手(25)は上腕三頭筋の張りで2回を投げ終えたところで緊急降板。スクランブル登板となった救援陣が大量失点を喫して逆転負けを喫した。

 初回は先頭のベッツが内野安打で出塁。大谷は初球の外角直球を狙ったが、打球速度104マイル(約167.3キロ)と捉えた当たりも打球は上がらず、二塁手正面で併殺に倒れた。3回2死走者なしで迎えた第2打席も1ボールから2球目のカーブを打ち損じて二ゴロに倒れた。

 味方が4回にラックスの適時打などで2点を奪って勝ち越し。2―1として迎えた5回1死走者なしの大谷の第3打席はフルカウントまで持ち込んだが、最後は甘い速球を打ち損じて一ゴロに倒れた。

 山本由伸が上腕三頭筋の張りで緊急降板した投手陣は、4番手のトライネンが6回に満塁弾を被弾して2―5。7回にも2失点してさらにリードを広げられた。大谷は5点を追う7回2死一塁から四球を選んでこの試合初めて出塁したが、続くフリーマンが倒れて得点を奪えなかった。

 大谷と本塁打王を争うオズナはこの日のレイズ戦で2戦連発の20号を放ち、3本差をつけた。本塁打以外にも2安打を放ち、3安打を放った。打率.327は両リーグトップで、さらに打点62もリーグトップで3冠王に向けて順調に数字を積み上げている。OPS1.021、長打率.622もいずれも2位につけるドジャース・大谷翔平のOPS.956、長打率.577(大谷は14日終了時点)に差をつけてナ・リーグトップに立っている。

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