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借金生活カブス “最高給”カウンセル監督の訓示は「フラストレーションがプレーを良くするとは思わない」

スポニチアネックス / 2024年6月16日 14時48分

カブスのクレイグ・カウンセル監督(AP)

 カブスは15日(日本時間16日)、今永昇太の好投でカージナルスに5-1と快勝したが、ここまで34勝37敗と、借金生活は続く。

 MLB史上最大、5年総額4000万ドル(62億9620万円)で契約したクレイグ・カウンセル新監督の下、今季は躍進が期待されたが、最初の71試合の成績は、1年前のデビッド・ロス監督時代の数字とほとんど変わらない。地区4位で首位のブルワーズと7・5ゲーム差だ。

 しかし、ポストシーズンには6チームが出られる。ナ・リーグ6位のカージナルスとは1ゲーム差だけに、十分にチャンスがある。

 今年のカブスの強みは今永がけん引する先発投手陣だ。先発投手陣の防御率3・48は30球団中6位。7勝1敗、防御率1・89の今永にはじまり、ハビエル・アサドが4勝2敗、2・81、ジェームソン・タイヨンが3勝2敗、3・09だ。

 一方で打線が不振。OPS・676は21位、特に長打が出ない。ダンスビー・スワンソン、クリストファー・モレル、イアン・ハップ、パトリック・ウィズダムらが結果を出せていない。

 ブルペンも防御率4・44の24位。結果1点差で15試合も落としている。カウンセル監督はスポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」の取材に「負けているときは、何もうまくいっていないように見える。しかし実際には思ったよりも多くのことがうまくいっている。それがポジティブな姿勢を維持する理由だ」と説明する。

 ただ、強みである先発投手陣も厳しい状況。期待の2年目ジョーダン・ウィックスが14日、5個目のアウトを取った後、右脇腹を痛めて降板。21年ドラフト1巡指名投手は左前腕の張りですでに40日間も負傷者リストに入っているが再度の離脱。穴を埋めるのはおそらくベテランのカイル・ヘンドリックスだが、今季の成績は0勝4敗、8・20だ。加えて長身右腕のベン・ブラウンも首を痛め、こちらも長期離脱となるかもしれない。へーデン・ウェスネスキは先発として期待されているが、ブルペンの不調でブルペンに回されている。

 「フラストレーションが誰かのプレーを良くするとは思わない。正しいことを続けていかなければならない。そうすれば長期的にはうまく行く。毎日その態度を持ち続けることが大切で、自分がコントロールできることに焦点を当てよう」とカウンセル監督は諭している。

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