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ジーコ氏の巨大壁画がお披露目 カシマスタジアムの熱量向上を

スポニチアネックス / 2024年6月16日 15時25分

カシマスタジアムに完成した壁画の前で記念撮影するジーコ氏

 鹿島レジェンドのジーコ氏(71)の巨大壁画が、本拠地カシマスタジアムに完成した。16日の新潟戦の試合前にお披露目された。

 ジーコ氏の現役引退30周年の記念事業としてクラブが企画。主にホームゴール裏のサポーターが入場する3ゲート階段の壁面に、幅18・7メートル、高さ7・2メートルの大きさでジーコ氏の姿が描かれた。モデルは93年5月16日のJリーグ開幕戦の名古屋戦で、ジーコ氏がハットトリックを決めた時の名場面。ジーコ・スピリットを意味するポルトガル語「TRABALHO、LEALDADE、RESPEITO」も記されている。国内のサッカースタジアムでは最大規模の壁画という。

 公開イベントに参加したジーコ氏は「とても感動的。この先も鹿島のシンボルとして大切にしていただきたいですし、これからも鹿島とともに歩んでいきたい」と感慨深げ。「カシマスタジアムは自分が愛するスタジアムの一つ。サポーターの皆さんが通ったときには、自分の気持ちを感じて応援につなげてほしい」と期待を込めた。

 制作を担当した「株式会社OVER ALLs」の山本勇気氏は「スタジアムのサポーターの皆さんをピンボケしたような表現で描いている。そこからサポーターの熱気、歓声が聞こえてくるような絵になれば」と壁画に込めた思いを明かした。

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