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上腕三頭筋の張りで緊急降板した山本由伸の復帰時期は?米記者が過去の同症状の選手の復帰時期を紹介

スポニチアネックス / 2024年6月16日 15時47分

試合前にストレッチしながらベンチに向かうドジャース・山本(左から2人目) (AP)

 ◇インターリーグ ドジャース2―7ロイヤルズ(2024年6月15日 ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が15日(日本時間16日)、本拠ロイヤルズ戦に先発し、上腕三頭筋の張りのため2回、28球で降板した山本由伸投手(25)について言及。16日(同17日)に診察を受けるとした上で、負傷者リスト(IL)入りは「高い可能性がある」との見通しを示した。

 山本は7日(同8日)のヤンキース戦でメジャー自身最多の106球を投げ、7回2安打無失点と好投。当初は13日(同14日)のレンジャーズ戦に先発予定だったが、ロバーツ監督が「エキストラデー(余分に休養)を与える」と話し、中7日でのロイヤルズ戦先発に変更されていた。

 ロバーツ監督は試合後、山本の今後について「次のステップは医師と相談することになる。明日(16日)の診察の様子を見る。検査が必要かどうかも見極める」と話した。ヤンキース戦から「2日後くらいに痛み(sore)があると言ってきた」と明かし、「我々は常にコミュニケーションを取っている。シーズン中、痛みは感じるものだ。その時点では先発できると感じていた。我々は危険な状態と感じたら投げさせることはしない。2回が終わった後、彼の上腕三頭筋は硬くなっていた。それで交代した」と話した。

 山本は試合後、肩の張りについて「今週多少感じていて状態が多少良くなったので今日の試合に登板することになった。少し気になりながらの登板だった。投げていく中で少しずつ張りが強くなってるのが分かったので、早めにコーチに言って交代させてもらいました」とコメント。ブルペンでも多少張りを感じていたが、「そこまで悪くなかった」ため予定どおり先発したという。今後については「検査すると思いますけど、感覚的にはそこまで悪いものではない」と説明し、負傷者リスト入りの判断については「そこがちょっとどんな感じかわからないけど、感覚的にはそんなに長くなるような感覚ではないと思います」と話すにとどめた。

 「トゥルーブルーLA」のドジャース担当、エリック・ステファン記者は、米データサイト「Baseball Prospectus」のデータを基に同症状からどれくらいの期間で選手が復帰したかの一覧を紹介。2018年以降のデータでは、2018年のアディソン・リード(ツインズ)は19日間、2019年のカイル・クリック(パイレーツ)は12日間、2020年のロバート・ガゼルマン(メッツ)は16日間、2022年のマイケル・ピネダ(タイガース)は39日間、同年のスティーブン・オカート(マーリンズ)は10日間だった。

 最長はピネダの39日だが、この5人の例であれば平均の復帰日数は19.2日となっている。仮に負傷者リスト入りしても、山本の言葉通りなら比較的早い時期の復帰が見込まれそうだ。

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