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楽天が交流戦初優勝! 球団創設20年の節目に地元で歓喜 40歳今江監督は最年少優勝監督に

スポニチアネックス / 2024年6月16日 16時50分

<楽・広>交流戦最終戦を勝利で飾りスタンドのファンにあいさつする楽天ナイン(撮影・村上 大輔)

 ◇交流戦 楽天5ー3広島(2024年6月16日 楽天モバイル)

 楽天が16日、交流戦最終戦で広島に勝利。交流戦13勝5敗で勝率・722とした。この日、同率首位だったソフトバンクが阪神に敗れたため、球団創設20年目の節目で初の交流戦優勝が決まった。チームは13年のリーグ制覇、日本一に続くタイトルで、就任1年目の今江敏晃監督(40)は最年少の交流戦優勝監督となった。

 広島に勝利してから約40分後、ソフトバンクの敗戦が決まると、待ちわびていた本拠の大観衆が歓喜に沸いた。3日連続の満員御礼。14日から足踏みが続き最終戦までもつれ込んだが、ついにその時が訪れた。

 試合後、今江監督は「この位置にいられたのはピッチャー陣の頑張りのおかげ。いい形で交流戦を終えられたが、また厳しい戦いが始まるのでしっかり準備したい」と選手を称えた。

 試合は2回に相手の2失策から3点を先制。さらに3回無死一塁では4番・鈴木大が「100点」と振り返った全球団制覇となる1号2ランを放ちリードを広げた。先発投手の松井は3回で無失点ながら4四球。今江監督は早めの継投策に出て、4回から弓削、津留〓、鈴木翔、宋と無失点リレー。8回に6番手の酒居が1点を失い、守護神・則本も2点を失ったが逃げ切った。

 チームは5月21、22日に行われたソフトバンクとの2連戦では0-21、0-12と2試合合計33失点の歴史的大敗を喫した。しかし屈辱を糧に交流戦から息を吹き返すと、因縁のソフトバンクとの優勝争いを制した。

 楽天は04年の近鉄、オリックスの合併問題に端を発する球界再編問題を経て、05年にプロ野球で50年ぶりの新規参入球団として誕生。宮城県仙台市に本拠地を置いた。成績が振るわない中、11年には星野仙一氏が監督に就任。そして、3月11日。東日本大震災で甚大な被害を受けた。13年には田中将大の24勝0敗の活躍もあり、レギュラーシーズン初制覇。巨人との日本シリーズを制して初の日本一に輝いた。

 球界再編問題をきっかけに、05年に始まった交流戦。球団創設20年目の節目に、地元・仙台のファンの前で再び笑顔を届けた。

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