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楽天・今江監督バンザイ!「とにかく選手たちを褒めてやって」就任1年目で歓喜 借金完済しリーグ戦へ

スポニチアネックス / 2024年6月16日 17時10分

<楽・広>交流戦最終戦を勝利で飾りクラッチとハグする今江監督(撮影・村上 大輔)

 ◇交流戦 楽天5ー3広島(2024年6月16日 楽天モバイル)

 楽天が16日、交流戦最終戦で広島に勝利。交流戦13勝5敗で勝率・722とした。この日、同率首位だったソフトバンクが阪神に敗れたため、球団創設20年目の節目で初の交流戦優勝が決まった。チームは13年のリーグ制覇、日本一に続くタイトルで、就任1年目の今江敏晃監督(40)は最年少の交流戦優勝監督となった。

 広島に勝利してから約40分後、ソフトバンクの敗戦が決まると、待ちわびていた本拠の大観衆が歓喜に沸いた。3日連続の満員御礼。14日から足踏みが続き最終戦までもつれ込んだが、ついにその時が訪れた。

 試合後、球団の公式YouTubeチャンネルに登場した今江監督は満面の笑みでバンザーイ!全身で喜びを表現した。交流戦初優勝という結果に、「とにかく選手たちを褒めてやってほしい。本当に頑張ってくれました。交流戦入る前は苦しかったんですけど、みんな成長してます」と選手たちを称えた。

 今の心境については「(後半戦に向けて燃えているというよりまずは)一回安心させてください」と安どの表情。そしてファンに向けて「ここ数日しびれましたけど…楽しんでもらえたんじゃないかと」とニヤリ。後半戦に向けて「この勢いで何とか一つ一つ勝っていきたい。苦しい時の方が多いですが、選手たちを応援してやってください」と呼びかけた。

 これで最大9あった借金を完済し、31勝31敗1分けと勝率5割に戻して再びリーグ戦を迎える。「うちは全員が必死になって結果を出さないとダメなチーム。いい形で交流戦を終えられた。また厳しい戦いが始まるのでしっかり準備したい」と気持ちを入れ直した。

 試合は2回に相手の2失策から3点を先制。さらに3回無死一塁では4番・鈴木大が「100点」と振り返った全球団制覇となる1号2ランを放ちリードを広げた。先発投手の松井は3回で無失点ながら4四球。今江監督は早めの継投策に出て、4回から弓削、津留〓、鈴木翔、宋と無失点リレー。8回に6番手の酒居が1点を失い、守護神・則本も2点を失ったが逃げ切った。

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