斎藤佑樹氏 「どれだけ活躍してやろうかな」から「こんなはずじゃなかったのに…」 プロ時代の悩み明かす
スポニチアネックス / 2024年6月16日 17時21分
プロ野球・元日本ハムの斎藤佑樹氏(36)が15日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)にゲスト出演。プロ野球選手時代について語る場面があった。
斎藤氏は06年夏の甲子園で、田中将大(現・楽天)を擁する駒大苫小牧を決勝再試合の末に破り、早実を初優勝に導いた。その後、早大を経て、10年にドラフト1位で日本ハムへの入団を果たした。
斎藤氏は、プロになるときの心境を「“いよいよ自分が勝負ができる土壌ができたな”っていう感じで。“プロ野球でどれだけ活躍してやろうかな”って、ちょっと生意気なことを考えてました」と振り返った。
しかし、プロの道は順風満帆にはいかなかった。斎藤氏は衝撃を受けたこととして、選球眼を挙げた。「本当にボール球を振らない。僕って今まで大学野球でボール球を振らせて空振りを取って三振を取るっていうスタイルだったんです。でも、ボール球を振ってくれないから、ストライクゾーンの中で勝負しないといけない。ただただファウルボールになると当てられちゃうじゃないですか。そうすると三振取れない。じゃあ、どうやって自分は打ち取るんだろう?今までのピッチングスタイルじゃなくなってしまう」と自分のプレースタイルに悩みを抱えていたことを明かした。
その後、ケガが重なり、プレーできない時期が続いた。ケガを治しても結果がついてこなかった。斎藤氏は「苦しかったって言ったらそういうことになると思う。受け入れられなかったというか、こんなはずじゃなかったのに。“お前はもっとやれる”って自分自身に言い聞かせていた、そうやって強がっていた部分もあった」と当時の心境を吐露した。
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