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鹿島 5連勝逃すもポポヴィッチ監督「唯一良かったのは引き分けたこと」 藤井が今季初得点

スポニチアネックス / 2024年6月16日 22時9分

<鹿島・新潟>前半、指示を出す鹿島・ポポヴィッチ監督(撮影・西海健太郎)

 ◇明治安田J1リーグ第18節 鹿島1―1新潟(2024年6月16日 カシマ)

 2位の鹿島は新潟と1―1で引き分け、連勝が4で止まった。

 前半からプレスが機能せず、自陣からパスをつなぐ新潟のスタイルに苦戦。43分に先制点を許し、決定機の数では相手に上回られた。それでも後半開始から途中出場したMF藤井智也が、5分に右足ミドルを沈めて今季初得点。約1カ月ぶりのリーグ戦で気を吐いた藤井は「思い切って足を振れ、と監督に言われていた。一回振ってみようと思った」と話した。

 今季初の5連勝を逃し、首位・町田との勝ち点差は2に開いた。2週間ぶりのリーグ再開。ポポヴィッチ監督は「久しぶりのリーグ戦で、すぐに感覚的なものを取り戻してピッチの上で見せるのは簡単ではない」と調整の難しさを認め、「攻守においてうまくいかない時間帯が多かった」と指摘した。

 それでも勝ち点1を積み上げ、リーグ戦は9試合連続負けなしを継続。「普通であればこういう試合は結果がついてこないことが多いけれど、唯一良かったのは引き分けたこと」と前向きな言葉も口にした。

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