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阪神・佐藤輝 ソフトバンク・石川とのモノノフ対決制した 1軍復帰後2度目マルチで「4番」の風格も

スポニチアネックス / 2024年6月17日 5時16分

<ソ・神>3回、阪神・佐藤輝は左中間二塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)

 ◇交流戦 阪神4ー1ソフトバンク(2024年6月16日 みずほペイペイD)

 前川のグランドスラムを呼び込む快打だ。2試合連続4番の阪神・佐藤輝が、初回1死一、二塁で石川から右前打。フルカウントからの8球目、低め直球を攻略。パワーカーブとの緩急を苦にせず、痛烈にはじき返した。直後の後輩の豪快弾で一塁から悠々生還。「引っ張れたので良かった」と表情を緩ませた。

 「(第2打席の二塁打は)うまく落ちる球に対応できた」

 自賛の長打も飛び出した。3回2死無走者から左中間二塁打。カウント1―2から、抜けたフォークを逃さなかった。1軍復帰初戦、7日西武戦(甲子園)以来のマルチ安打。「(4番は)特に意識はしていない」と素っ気なくても、確かな風格が漂いつつある。

 対石川の好相性は健在だ。この日の2安打で通算9打数6安打、打率・667。人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のファン「モノノフ」で知られる2人の対決は、佐藤輝のプロ入り当初から注目された。「特に気にしていない」と苦笑いしたものの、勝利に直結する快音に「ももクロ」のドームライブさながらの大歓声が背番号8を包んだ。

 8回には2つのゴロを華麗に処理し「しっかりさばけたので良かった」とうなずいた。2割前後を行き来する低打率に岡田監督から「(状態が)ええとか悪いとかの問題ちゃうやろ」と一蹴されてから一夜。攻守に完全復活への光が見えてきた。(八木 勇磨)

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