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ド軍ロバーツ監督 IL入り由伸は4試合連続100球登板「球数を見れば我々は甘すぎたと言える」

スポニチアネックス / 2024年6月17日 4時24分

ロイヤルズ戦に登板したドジャースの山本(AP)

 ドジャースの山本由伸投手(25)が16日(日本時間17日)、15日間の負傷者リスト(IL)入りした。同日のロイヤルズ戦の試合前にデーブ・ロバーツ監督が明かしたもので、17日からのロッキーズ戦(デンバー)の遠征メンバーから外れた。山本のIL入りは渡米後初。今季の日本人投手のIL入りはパドレス・ダルビッシュ、メッツ・千賀、藤浪に続く4人目で、受難続きだ。

 ロバーツ監督は「ILに入る。彼は検査を受ける。結果はいつ出るか分からないが、我々は注意を払う」と説明。同日に受ける精密検査の結果を注視すると話した。

 山本は15日(同16日)のロイヤルズ戦に先発も右上腕三頭筋の張りで2回1安打無失点、わずか28球で緊急降板。試合後は軽症であることを示唆していたが、7回無失点だった7日のヤンキース戦後に張りが出たといい、「少しずつ張りが強くなった」と説明。15日の試合前練習でも張りがあったことを明かしていた。

 同監督は、前夜に山本が軽傷を強調していたことには「多くのことを学ぼうとしている選手だと思う。シーズンもまだ重要な時期にきていないことを感謝している。そして彼の健康が最も重要だ。だから我々が積極的になるためにもILに入れる。リセットさせる」と話し「検査で医師と話をすればもっと詳しいことがわかるだろう」とひとまずは検査結果を待つ。

 また「日本でのキャリア初期にスライダーを投げている。ニューヨークでも投げていた」というスライダーが最も腕に負担のかかる球種と診断も出ているとの質問には「フェアな質問だと思うが、私は答えを持ち合わせていない。ヤンキース戦ではスライダーを投げていた。投げる球種は全権が与えられている。それが理由だったかどうか、私には話すことはできない」と語った。

 そのうえで、今後については「我々にとって一番重要なことはしばらく休みを取ることだと思う。この問題を解決し、そこから出発する」と説明していた。

 山本はここ4試合連続で100球以上の球数を投げていた。指揮官は「球数を見れば我々は甘すぎたと言えるかもしれない。球数に関しては我々は彼に手加減しすぎていた。彼は何度も(日本時代に)120球を超えて投げている。だから100球前後をキープするように意識してきた。そして余分な日もあった。我々が彼に甘すぎたという人もいるが、大多数の人は彼の球数は少ないと言うと思う。やり方はひとつじゃない。どれが正しいと言うことはない」と語っていた。

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