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タイガース・前田健太 アストロズ戦の初回にライナーが右足を直撃 続投も2回に3ラン被弾し3敗目

スポニチアネックス / 2024年6月17日 5時28分

アストロズ・シングルトンの打球を右膝付近に受け、痛みをこらえるタイガース・前田健太

 ◇ア・リーグ タイガース1―4アストロズ(2024年6月16日 ヒューストン)

 タイガースの前田健太投手(36)が16日(日本時間17日)、敵地ヒューストンで行われたアストロズ戦に先発。5回を1本塁打を含む5安打4失点、1三振、2四球で降板し、今季3敗目を喫した。

 前田は初回、1死二塁からアルバレスに右前適時打され1点の先制を許した。あらに場面を2死一塁に変え、ここで5番・シングルトンの強烈なライナーが前田の右膝外側付近を直撃。前田は一塁ベンチ方向に転がったボールを必死に追いかけて一塁へ送球してアウトにしたが、その後は痛みで顔をゆがめてグラウンドに痛めた右膝をついた。

 トレーナーに伴われてベンチに下がった前田だが、降板はせず2回もマウンドへ。だが、2死一、二塁から1番・アルテューベに3ランを被弾。この回までに4点を失った。

 1球1球、投げるたびに声を張り上げる力投。3回、4回はいずれも先頭打者の出塁を許しながら、次打者をきっちり併殺打に打ち取るベテランらしい投球を披露した。5回も三者凡退と踏ん張り、94球でマンドを降りた。これで今季は12試合に先発し、2勝3敗、防御率6・02となった。

 味方打線はア軍先発・ブランコを相手に7回で3四球だけの無安打、8三振という貧打ぶり。8回2死から1番・ペレスが2番手・プレスリーからチーム初安打となる中前打。9回には3番手・ヘイダーから1点を奪ったが、反撃もそこまでだった。

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