渋野日向子41位 全米女子から3連続決勝の疲労隠せず「うれしいことでもある。仕方ない」

渋野日向子（AP）

　◇米女子ゴルフツアー　メイヤー・クラシック最終日（2024年6月16日　米ミシガン州ブライズフィールドCC＝6556ヤード、パー72）

　33位から出た渋野日向子（25＝サントリー）は2バーディー、3ボギーの73とスコアを落とし、通算5アンダーの41位で終えた。日本勢最上位は古江彩佳（24＝富士通）で通算12アンダーの8位。優勝は通算16アンダーで並んだ3人によるプレーオフを制したリリア・ブ（26＝米国）だった。

　渋野は5番で3パットしてボギーが先行したが、8番パー5は2オンに成功してバーディー。12番でもスコアを伸ばしたが、終盤の16番からの連続ボギーで失速した。

　中継局WOWOWのインタビューに「伸ばしたかった1日だったんですけど、こういう結果になって残念。思ったより風は吹いてたなとは思うんですけど、それ以前の問題かな」と振り返った。2位に入った全米女子オープンから3週連続で決勝ラウンドまで戦い続けた。疲労の色は隠せないが、「それはうれしいことでもある。そこは仕方ないと思うし、来週、メジャーがあるのでしっかり切り替えて頑張りたい」と次戦の全米女子プロ選手権に目を向けた。